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そう言うと、クラオンニは当たり前のように
私と手を繋いだ。
あ、そっか。
水を買うのは私と話すときの
口実だったんだもんね。
私は口角だけをあげて
そう返事をした。
手は繋がれたまま。
私達は自販機に向かった。
ガチャ
私達は水を一本ずつ、手に持って
またウィラをやっているメンバーのもとに戻った。
そう言うメンバーの中に入り、
また最初と同じ場所に座る。
そして、またコメントを読み始める。
みんなでカメラに向かって手を振る。
最後に私がカメラを切って
ウィラは終了した。
私がさっき口実のために買いに行った
水の入ったペットボトル。
ズハオンニはそれを指さしてそう言った。
ズハオンニはそう言ったあと、
「変な質問しないでよ〜ㅎ」と付け加えて、笑った。
ズハオンニは口を少し尖らせて、そう呟いた。
そんなズハオンニを横目に
私は言われてた通り、キャップを開けて
口を付けて水を飲んだ。
そして、そのペットボトルを
ズハオンニに渡した。
そして、ズハオンニは
私と全く同じところに口を付けて
その水を飲んだ。
遠くから見ていたウンチェが
私達の方に来てそう言った。
ズハオンニはその途端、
ぎゅー!!とそのペットボトルを抱きしめて
首を横に振った。
そう言って、続々と集まるメンバー。
「ずるーい!」「ケチ!」などの
声が飛び交う中で
私は一人静かにその光景を見ている。
なにこの光景…。
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!