第21話

リクエスト 熱1
480
2025/04/20 05:25 更新
(なまえ)
あなた
ふっ、ふぅ…‥
静かな修練場に一粒、また一粒と汗が滴り落ちる。もう何時間剣を振ったかすら分からない。
(なまえ)
あなた
これじゃ足りない…‥もっと、もっと強くならなきゃ
(なまえ)
あなた
兄さん達に、追い付けない
それからも、何度も何度も剣を振るう。もっと速く、もっと正確に…‥
弔兵衛
弔兵衛
まだやってんのか?もう日付が変わっちまうぞ
(なまえ)
あなた
弔兄、
弔兵衛
弔兵衛
おい、お前まさかずっとやってたんじゃねぇだろうな?
弔兄は珍しく心配した顔つきで、こちらへと手を伸ばしてくる。だが少しの時間も今は惜しい。2人に近づくために、今は無理をする必要がある。
(なまえ)
あなた
弔兄には関係ないことだよ。私は努力しなきゃいけないの、今は放っておいて!!…‥…‥っ!
弔兵衛
弔兵衛
!?あなたっ!!!!
激しい頭痛が頭に走り、私は床に倒れ込む。なんだろう、頭が痛いしぼーっとする。あれ、今何してたんだっけ…‥
弔兵衛
弔兵衛
おい!しっかりしろ!あなた!…‥
目を覚ますとそこは見慣れた自分の部屋の天井だった。
(なまえ)
あなた
あれ、私…‥
緋桜
緋桜
あなた様あ"あ"あ"ぁぁぁ!!
(なまえ)
あなた
わっ
泣きじゃくりながら緋桜が飛び付いてきた、…‥どうしたっていうんだ。
(なまえ)
あなた
そういえば私…‥修練場で倒れて
弔兵衛
弔兵衛
あぁその通りだ。無理すんなと言っただろーが。
(なまえ)
あなた
弔兄…‥
はじめからこうなると弔兄は分かっていたんだ。だから私を心配して声をかけてくれたというのに、私は…‥
(なまえ)
あなた
あの…‥ごめんなさい、!?
弔兄が頭をこっちに向けてきたと思ったら、おでこにコツンと弔兄の頭を当ててきた。
近い近い近い!!心臓バクバクで頭も痛くて、なんかふわふわして訳わからん。
(なまえ)
あなた
…‥弔兄、?
弔兵衛
弔兵衛
…‥やっぱりまだ熱が下がってねぇな。
(なまえ)
あなた
へ…‥?熱???
弔兵衛
弔兵衛
修練場で倒れたお前を持ったら体がバカ熱くてな。寝たから少しは下がったかと思ったが、やっぱまだ熱かった。
緋桜
緋桜
あ、布お取り替えしますね。
弔兵衛
弔兵衛
てなわけであなたは今日1日休め。
(なまえ)
あなた
はっはい
そんなことを言われたが
(なまえ)
あなた
(まずい、凄い頭痛い)
弔兄はお仕事がまだあるみたいだから、後は緋桜に任せて行って下さいとお願いした。私のせいで弔兄の時間を奪っちゃだめだからね。
緋桜
緋桜
熱が上がっていますね…‥。食欲はありますか?何か食べて、解熱剤を飲みましょう。
(なまえ)
あなた
うん。お願い
緋桜
緋桜
お粥です。塩で味付けしたものなので食べやすいと思いますよ。ゆっくり食べてくださいね。
(なまえ)
あなた
ありがとう。モグモグ
(なまえ)
あなた
(味が分からない)
緋桜
緋桜
これ、お薬です。じきに熱が下がると思いますよ。おそらく副作用で眠くなるので、そのまま寝てくださいね。
(なまえ)
あなた
ありがとう。
薬なんて初めて飲むな…‥、孤児院にいたときはこんなもの貰えなかったし。…‥結構苦い。
そんなことを考えていたら突然、ドアが大きな音を立てて開かれた。
桐馬
桐馬
あなた!!!!!!
(なまえ)
あなた
桐馬…‥兄、?
桐馬兄が心配そうにこちらへ駆け寄ってくる。
桐馬
桐馬
大丈夫か!?!?兄さんから熱を出したと聞いて…‥。
緋桜
緋桜
桐馬様、あなた様は病人です!お静かにお願いします💢
桐馬
桐馬
す、すまなかった
(なまえ)
あなた
ありがとう緋桜。でも大丈夫だから
いつも冷静な桐馬兄があんなに取り乱すなんて。でもちょっとうれしいなぁ。
(なまえ)
あなた
私、ちょっと眠くなったから寝たい。
桐馬
桐馬
あぁ。そうしてくれ。僕はあなたの側にいる。
緋桜
緋桜
では私は少し外させていただきます。あとで新しい布をお持ちします。
桐馬
桐馬
わかった。
緋桜が部屋を出ていくと同時に私は意識を手放した。
安定の主☆
安定の主☆
いやぁぁ皆様、大変ご無沙汰しております。主です。
安定の主☆
安定の主☆
大変所の話じゃないですね、すみません
安定の主☆
安定の主☆
受験やらなんやらがあり、しばらく更新できずにおりました。
安定の主☆
安定の主☆
リクエストの話が書けずにおりましたので、これだけはなんとしてもあげねばと今回書きました。
安定の主☆
安定の主☆
パート2もありますゆえ、どうぞよろしくお願いします。

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