第2話

夏の日がくれた宝物

2024/06/15 13:27

夏

僕

ヤバｯ、忘れ物ｯ、！ﾀｯﾀｯﾀｯ

夏休み、部活終わりに空のお弁当箱を机の中にいれたまんまにしたのを思い出して教室へと駆け込んだ

ｶﾞﾗｯ

僕

お弁当箱、、

自分の机に行く途中、教室のカーテンが風になびかれ、ふわーっとなった

僕

、！

その時に見えた君（ジェルくん）の姿

夏の光に照らされたオレンジの髪はキラキラ輝いていて、いつもの二倍ぐらいに眩しく見えた

僕

、、綺麗、、

橙

あ、るぅちゃん！

僕

あ、お、おはようございます、

橙

見て！空、めっちゃきれい、！

僕

綺麗ですね

、、僕にとっては空より、ジェルくんの方が綺麗に見えるけど、

橙

っへっ、！？

僕

？どうしました？

橙

いや、その、俺の方が綺麗って、、

僕

っへっ、あえっ、僕心の声漏れてました、！？

橙

う、うん、//

僕

(っあ～、、やっちゃった、、
引かれますよね、こんなの、、)

僕

って、あれ？ジェルくん、顔、赤くなってません、？

橙

え、あ、う、いやっ、
あ、暑いからやない、？

僕

、、

、、これは、ちょっと可能性ありますかね、？

僕

、、あ、あの、ジェルくん

橙

、？

僕

、、僕、高校生になって、
ジェルくんの事が好きって気づいたんです

橙

っへ、

僕

、、友達としてじゃなくて、恋愛対象として

僕

、、もしジェルくんが良ければ
僕と付き合ってくれますか？

橙

俺なんかで良いのなら、喜んで、！

僕

、！やった、！

僕はそのまんまジェルくんに抱きついた

橙

んわっ、

僕

可愛いです

橙

可愛くないもん、/

僕

(ジェルくんのほっぺ持つ)

橙

んむっ、！？

僕

、、可愛いって自覚させてあげます

橙

ふぇっ、？

僕

ﾁｭｯ

橙

んむっ、！？

僕

、、ふふっそんな照れちゃって、はじめてなんですか？

橙

、、ｺｸｯ

僕

ふふっ、それはよかったです

夏休みが終わり、、

青

るぅとくん彼女出来たって本当！？

僕

本当ですよ

桃

髪は？ロング？ショート？

僕

う～ん、、ショート、なんですかね、？

紫

ビミョー？

僕

そうですね

赤

可愛い？

僕

めっっっっっちゃかわいいです

紫

身長は？

僕

僕より高いです

赤

背高い子かぁ、、

桃

クール？キュート？

僕

キュートです

青

身長高くてキュートとかギャップ～

赤

どういう子か見せてよ～

僕

いいですよ

僕

なんならここに呼んできましょうか？

紫

え？このクラスの人？

僕

はい

青

えぇ、マジで！？

僕

呼んできますね～

僕

ｸﾞｲｯ(ころちゃんの横にいたジェルくんを引き寄せる)

僕

はい、これ僕の彼女です

青

ジェ、ジェルくん！？

僕

そうですよ？

桃

マジかよ、、

橙

んぅぅ、、/

赤

わぁお

紫

まぁでもたしかにジェルくん可愛いよね

僕

僕のジェルくんですから！
渡しませんよ！

紫

分かってる分かってる

モブ(女子)

ﾁｰﾝ

先生

！？お、おい？だ、大丈夫か！？

モブ(女子)

人生に悔いはない、、

先生

ちょっと～！？

橙

？

僕

？

紫

、、(察しが悪いこと)

数年後

桃

まさか、結婚まで行くとは、、

赤

同性婚が認められてすぐに婚姻届出したもんね～

青

愛がすごいよ本当に

紫

ね～

僕

これからもずっと大好きですよ、ジェルくん

橙

俺も、！//

あの夏の日が僕にくれた宝物は、僕の一生のパートナーになりました

シエル(主)

ここまで読んでいただきありがとうございました！

シエル(主)

次は青橙のストーリーです

シエル(主)

それでは、また次のストーリーでお会いしましょう！

シエル(主)

お気にいりとフォローもありがとうございます！

シエル(主)

それではせーの！

すとぷり

おつぷりー！

シエル(主)

おつぷりー！

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シエル

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なぁな

編集部コメント

主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした！<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。