そ、オッパは私が家に遊びに来てもずーっとテレビと
スマホから目を離さない もうイライラが爆発しそうなので
私決めました オッパに嫉妬させる作戦を!
パターン1
なんだこりゃ なんも効いてないじゃないか、
ちょっとは気にしてくれると思ったのに!もういい次だ次
パターン2
はるととヒョンソクとご飯行った時の写真を見返す!
おっ?ちょっと効果あるかも
でもここでこの写真を見せたらダメだ!
やっぱダメかぁ手強いなぁ
オッパ私に嫉妬してくれたことあんのかな?
なんか悲しくなってきた でも私は諦めません!
パターン3
ヒョンソクと電話しよう作戦!
プルルル
プルルル
部屋
電話中
2時間後
ガチャッ
名前を呼ばれてオッパの方を見ると
すごい険しい顔をしていた そんなオッパを見て
ちょっと怖いって思ってしまった自分がいる
その瞬間オッパは私のスマホを取り上げ耳元に当てた
ブチッ
低い声でヒョンソクオッパに切ると伝えていたオッパは
すごく怖かった
オッパがすごく怖い、
やり過ぎたかな、
作戦全部聞こえてたんだ、
怖い
こんなに怒ってるオッパ見たことない
そんなことを思っていた瞬間
グイッ
椅子に座っていた私の手をとり私をベットに倒した
私の手を片手で私の頭の上で固定し
私の足の間にオッパの足があり完全にホールドされている
状態だった
私の上で笑っているオッパはすごくかっこよかった
さっきまで怖かったはずなのに手を押さえられて
オッパに押し倒されているのに
何故か悪い気はしなかった
チュッ
そんなことを考えていると
オッパは私に甘いキスをしてきた
私は完全にオッパに依存してるみたい笑
私も”愛してる”
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!