第18話

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2026/05/01 22:57 更新
招待状のリストから元カレの名前を消した翌日。
柔太朗さんは放課後、私を無理やり高級車に乗せて、街で一番大きな宝石店へと連れてきた。

(なまえ)
あなた
……あの、柔太朗さん。指輪ならもう、婚約指輪も結婚指輪も用意してありますよね?
柔太朗
柔太朗
……あれじゃ足りない。……あなたが過去の男を完全に忘れるくらい、俺の刻印しるしを増やさないと


店員さんが恭しく差し出してきたのは、眩しいくらいに輝く特注のダイヤモンドリング。
昨日、私がリストを書き直した「ご褒美」にしては、あまりにも重すぎるプレゼントに私は絶句する。

(なまえ)
あなた
……っ、これ、お家が買えるくらいの値段じゃないですか!? 受け取れません!
柔太朗
柔太朗
いいから。……ほら、左手出して


有無を言わせない強引さで、柔太朗さんは私の薬指に、すでにあった指輪に重ねるように新しい輝きをはめた。
重なった二つの指輪は、まるでお兄ちゃん……じゃなくて柔太朗さんの、私への執着の深さを表しているみたい。
その日の夜4人とみおりがリビングに集まった

太智
太智
……ちょ、待て待て。あなた、その指の輝き何!? 目が潰れるわ!
舜太
舜太
えー! これ、昨日名前消したご褒美!? 柔ちゃん、やりすぎやって!!
勇斗
勇斗
ははっ! 柔太朗、お前さては『これでお前は俺のものだ』って言いたいだけだろ
仁人
仁人
……だろうね。……見てよ、柔太朗のあの勝ち誇った顔。……あなた、重くない?


仁ちゃんに聞かれて手元を見ると、確かにずっしりと重い。
でも、それ以上に私の肩に腕を回して、これ見よがしにメンバーを牽制している柔太朗さんの体温の方がずっと重くて、熱い。

柔太朗
柔太朗
……重くないでしょ。……あなた、これをつけてる間は、俺のことだけ考えて。……わかった?
美織
美織
……はいはい。……あなた、あんたの指、もう柔太朗の独占欲でガチガチに固められたわね


みおりが呆れてお茶をすする中、柔太朗さんは私の耳元に唇を寄せて、とびきり甘い声で囁いた。

柔太朗
柔太朗
……足りないなら、もっと買ってあげる。……お前の全部が、俺で埋め尽くされるまで





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