第40話

第40話 僅かな寂しさと無意識の震え
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2026/08/08 16:28 更新
前回のあらすじ
赤城ウェンと星導ショウが街の復興を手伝ったよ
                       ーとある島の東のボロアパートー
                                           数日後
宇佐美リト
そんじゃ俺はそろそろおいとまさせてもらうわ
佐伯イッテツ
...別に、何もそこまでしてもらはなくても良かったんだけど...
               佐伯イッテツは、宇佐美リトから渡された
調理器具や食材やらをじっと見る
宇佐美リト
こうでもしねぇとまたお前、顔色悪くすんだろ
佐伯イッテツ
...、
宇佐美リト
(あれは結構目に毒だな...)
         宇佐美リトは佐伯イッテツの家に行った時のことを
思い出す
宇佐美リト
...
宇佐美リト
上の人からは上手い具合に言っとくから安心しとけ
      そして佐伯イッテツの頭を軽くポンっと手を当てる
佐伯イッテツ
...、っ別に頼んだ覚えは無いと言いたいところだけど、今回ばかりは礼を...言う、...
                        佐伯イッテツはそう言いながら
宇佐美リトの手を払い除ける
宇佐美リト
素直じゃねぇなぁ〜、笑
佐伯イッテツ
君、僕とは敵同士だってこと忘れてないよな?
宇佐美リト
笑笑🐔笑笑
佐伯イッテツ
いいか?!、くれぐれも貴様の仲間とかにこの失態を話すなよ?!!
宇佐美リト
はは笑、お前さぁ、笑
宇佐美リト
何か、オドオドしてる時よりも今の方がずっといいわ、笑
佐伯イッテツ
はい、?
      佐伯イッテツは爆笑してる宇佐美リトを怪奇そう見る
佐伯イッテツ
(なんだこいつ、...こちとら真剣に話してるのに)
宇佐美リト
(やっと目合わせて話せるようになったよな...、笑)
宇佐美リト
は笑、別にお前との時間を失態だとは思ってねぇよ
佐伯イッテツ
へ、
宇佐美リト
またな、テツ、たまにはちゃんと外出ろよ
佐伯イッテツ
...、...
                                         バタンッ
              宇佐美リトはそう言うと、家から出て行った
佐伯イッテツ
(言いたいことだけ言って、出て行きやがった...)
佐伯イッテツ
...
佐伯イッテツ
お人好しだね、リト君は、
佐伯イッテツ
(俺は...、)
                  そんな扱いされるような奴じゃないよ
佐伯イッテツ
...、
                    佐伯イッテツは部屋の辺りを見渡す
佐伯イッテツ
約...、3日間...か、
佐伯イッテツ
(ちょっとばかし、部屋が静かになったよ、なんて、)
佐伯イッテツ
(絶対君には言えない)















                           ーとある島の西の忍者村ー
    何日か経って、市民たちの騒動も収まった報告が届き、
伊波ライ、赤城ウェンは元の敷地に帰る許可が降りた
伊波ライ
それじゃあ、カゲツ、またね
                    伊波ライは叢雲カゲツに手を振る
叢雲カゲツ
...、じゃあな
赤城ウェン
あれれ〜?、もしかてカゲツきゅん寂しいんじゃないの〜?
           赤城ウェンはイタズラ気に叢雲カゲツをからかう
叢雲カゲツ
は?、ちゃうし、全然寂しくなんかないけどね?
伊波ライ
笑、ガキじゃん
叢雲カゲツ
なんや?喧嘩か?
星導ショウ
俺は別にカゲツのところで一生住まわせてもらってもいいんですよ〜?
叢雲カゲツ
うるさい、帰れ
星導ショウ
酷...っ
赤城ウェン
るべショウは、僕らの拠点に行くんだもんね?
星導ショウ
そうですね、名残惜しいですが、住まいが無いと流石に困るんで
伊波ライ
(そういえば、確かウェンと星導ってこの間街の復興の手伝いに行ってたんだっけ?、俺は忙しくて行けなかったけど)
伊波ライ
(あれから、2人の仲が良くなった気がする...ような...?)
伊波ライ
...、
                  伊波ライは星導ショウをじっと見る
伊波ライ
(でも、やっぱり違う、あの時、カゲツに対しての眼差しと、今のウェンに対しての眼差しが)
伊波ライ
(それに、カゲツだけに向ける言葉はいつも意味深なんだよなぁ...)
伊波ライ
(何か、ウェンとは違った感情がある...?)
伊波ライ
(カゲツに対する何かが、)
伊波ライ
...、
星導ショウ
...どうかしましたか?、ライ
伊波ライ
!、あ、いや別に
伊波ライ
(もしかして、...星導ってカゲツのこと...、)
伊波ライ
...、
伊波ライ
(...、いや、あまり深く考えんのやめよ...、何か複雑そうだし)正解◎
赤城ウェン
ほら、もう行くよ〜?、あんた達ぃ
星導ショウ
何かいましたよね、そう言う学生女子
星導ショウ
記憶喪失なんで忘れましたが
伊波ライ
明らかに矛盾してるからね?、それ
叢雲カゲツ
...、...
        伊波ライはずっと黙り込んでる叢雲カゲツに気づく
伊波ライ
...
伊波ライ
...ふ、笑
叢雲カゲツ
                                          ポンっ
叢雲カゲツ
...
           伊波ライは叢雲カゲツの頭に優しく手を乗せる
伊波ライ
また、遊びに行くから、いつでも呼んでよ
叢雲カゲツ
...、
叢雲カゲツ
...、わかった








































                          ーとある島の西の秘密組織ー
                緋八マナは片隅で何か考え事をしていた
小柳ロウ
...、
緋八マナ
...
小柳ロウ
...マナ、
緋八マナ
!、...なんや、ロウ
緋八マナ
いたんか、
小柳ロウ
あぁ、...
緋八マナ
なんや久しいな?
                              緋八マナは無理矢理笑う
小柳ロウ
...なにしてんの?お前、
緋八マナ
なにって、...別に大したことはしてへんよ
緋八マナ
ただちょっと、頭を空っぽにしたかっただけや
小柳ロウ
...
                緋八マナの手元には酒の空き缶があった
小柳ロウ
...お前、酒ダメだったんじゃねぇのかよ
緋八マナ
はは、笑、そうやったね
         緋八マナは小柳ロウを見ずにずっと遠くを見ている
小柳ロウ
...イッテツが心配してたぞ、マナが最近元気ないって
緋八マナ
テツが...?、それはすまん事したなぁ
緋八マナ
後で謝らんと...
小柳ロウ
...、
緋八マナ
なんや?、ロウ、何か俺に用があって来たんやろ?
小柳ロウ
...、いや
緋八マナ
るべのことやろ?
   緋八マナは小柳ロウの言葉を遮り、見え透くように言う
小柳ロウ
...
緋八マナ
悪いけど、こっちにもそんな情報は入ってへんで、
緋八マナ
それにあいつは、今は珍しく機嫌が悪いんやと、あんま近づかん方がええで
小柳ロウ
そうかよ、...
緋八マナ
...
緋八マナ
心配なん...?
小柳ロウ
...、
                     緋八マナは小柳ロウをじっと見る
緋八マナ
ロウはこう見えて誰よりも仲間思いやもんな
緋八マナ
その表し方が不器用すぎなのあかんねん、もっと素直になってもええんやで?
小柳ロウ
...お前、酔ってるだろ
緋八マナ
...んぇ?
小柳ロウ
...はぁ、たく
                          小柳ロウは呆れて頭を搔く
緋八マナ
...なんか、眠たくなってきたわ
小柳ロウ
...
小柳ロウ
いいんじゃねぇの?寝とけば
緋八マナ
え、でも
小柳ロウ
お前最近寝てねぇだろ
緋八マナ
...
小柳ロウ
また1人で考え込んで、勝手に無理矢理解決して、でもやっぱできてなくて、その繰り返しだろ?
緋八マナ
...、すご、エスパーやん
小柳ロウ
考え込むのはいいけど、イッテツに心配かけさせんなよ
緋八マナ
...、
緋八マナ
そうやな、笑
緋八マナ
(本当は、ロウも心配してたんやろうな...)
小柳ロウ
あとの仕事は俺がやってやるから、今回はもう休め
緋八マナ
...、そうさせてもらうわ























小柳ロウ
...
          小柳ロウは緋八マナを誰も使っていないソファで
そっと起こさないように横にさせた








































                    "もっと素直になってもええんやで?"


















































      俺はお前らに、素を露わにする資格は無い、今でも  


何かに見られてる気がして どこか落ち着かない
小柳ロウ
...
       























"そいつ"は どうして俺を見ているか分からない
小柳ロウ
...、...
                  





















"そいつ"を知ろうとすればするほど
利き手の震えが止まらない












小柳ロウ
.....、っ...
       今でも 微かに手に違和感を無意識に伝わらせてくる
小柳ロウ
...、...
   手を 、   握れば握るほど     かんかくを想像させるように














































      まるで、    俺が      "あの時"みたいに       あいつを  





















小柳ロウ
...、?







                                 この手で      "殺"めて


















小柳ロウ
...、...あの時って、.....



















小柳ロウ
なんだ...、...?










小柳ロウ
ッ...!、...
                   小柳ロウは顔をゆっくりと歪ませる
                                         ドンッ!
小柳ロウ
...、っ...ッ
                    そして、緋八マナがいる部屋を出て、
思いっきり震えていた右手を壁に押し当てた


















小柳ロウ
くそがッ...、...っ...
                               唇を強く噛み締める
小柳ロウ
...、
小柳ロウ
"あいつ"って、っ...ッ

















小柳ロウ
誰だよッ...、...


























A(主)
うわ〜最近2500字とか3000字じゃ物足りなくなってきた〜
A(主)
ということで初のアンケート募集!

アンケート

小説 何文字がいい?
1000~2000文字
4%
2000~3000文字
16%
3000~4000文字以上
80%
投票数: 81票
A(主)
全然強制じゃないので気軽に投票してください!
A(主)
それに投票が決まったからといって別に制限する訳じゃありません!「ただ自分は長編書きたいけど読者はそれでもいいんだろうか...?読むの疲れない...?」という変な心配です
A(主)
もしこれ以上少なくして!との投票が多かったらほんのちょっと考えます(多分)

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