リノにキスをする?
それともここから立ち去る!?
私が出した答えは…
リノの唇に重なった…
それは、歌の気持ちを知りたいと言われたのでできたわけで。
なんでリノさんにはできないんだろうって自分でも考えていたんです。
同じくリノさんにも、歌の為に弄んでって言われたのに
私からリノさんにキスする事が出来なかった。
本当に好きな人だから、自分からするのが
恥ずかしくて、出来なかったんだと思います
リノがイタズラな表情を浮かべる。
こういう顔をする時は、いつも何かを企んでる時だ。
大好きと言いかけた所でリノの唇に塞がれた
日本語でリノが「だいすき」って言った。
内緒話でもするかのポーズでリノが近づく。
耳元で囁かれるのは、なんだかくすぐったい気がして…
言い合いながらも、嬉しそうにリノが抱きしめてくる。
誰もいない改装中の宿舎のリビングで
電気もついていない部屋だけれど
街明かりがキラキラと部屋の中に入る。
ハッキリそう言われると、すごく照れてしまって
リノを真っ直ぐ見る事ができない。
それだからか、リノは私の顔を覗き込んで目を合わせてくる。
上機嫌なリノ。
幸せそうな顔でこちらを見つめる。

今夜は寝かせないからね…
-TASTE 〜ed Lee Know 〜fin-















編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。