──────光
まぶたの上から、柔らかい明るさを感じた
ゆっくりと目を開ける
知らない天井
一瞬だけ、どこにいるのか分からなくなる
けれど、すぐに思い出した
──────────────瑞希の家
体を少し動かすと、肩に何かがかかっていた
毛布
昨日、こんなのかけて寝た記憶はない
胸の奥が、じんわり温かくなる
体を起こす
部屋は静かだった
カーテンの隙間から朝の光が差し込んでいる
机の方を見る
瑞希は、そこにいなかった
その時。
───────コンコン
軽いノックの音
瑞希の声。
ドアが少し開いて、顔を覗かせる
優しく笑う
その瞬間、
胸の奥にあった不安が──すっと消えた
自分の声が、思っていたよりも柔らかかった
こんな風に眠れたのは、いつぶりか分からない
瑞希は安心したように笑う
─────ピンポーン
突然、インターホンが鳴った
肩が、びくっと揺れる
瑞希は「あ」と小さく声を漏らした
next
夢小説って書くのこんなに大変なんですね
改めて実感しました✌︎·͜·













編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!