第7話

フョードル #「1200倍」
26,270
2023/08/07 03:48 更新
you
っ、…。






おかしい。身体が何かおかしい。

身を捩りたくなるような違和感が強くなっていく。

さっき舐めた飴のせい…?






you
(思えば…少し変な味したし…。)








そう考えている間に、体の違和感は

何か変、という範疇を超えて火照り始めていた。

思わず息が荒くなり、自身のおでこを触ろうとすると






you
ひ、…ッ"ぇ…!?









身体がびくんと跳ねて絶頂しかけた。

なんだこれは。まるで全身が性感帯になったような。

そんなことを考えている間にも
その感度は増すばかりで
まともに座ることも出来なくなっていた。






you
(拙い…ここは街中なのに…。)





異変を感じ始めてすぐに路地裏に逃げ込んだが、

早くこれを止めなければ人が来てしまう。

しかしほんの少し動くだけで果ててしまいそう。






フョードル
…そこのお嬢さん。
フョードル
大丈夫ですか?
you
!?







まずい、後ろに人が…っ。

でも全身に力が入らない。

振り返ろうとしても衣擦れでまたもや絶頂しそう。





フョードル
身体が暑そうですが…
you
!わ、たしに…っ!
触らない…、でッ、ください…!
フョードル
……。





そう言うと彼はこちらに伸ばしてきていた手を止めた。

手を振り払おうとして衣服が肌に当たり、
それだけで視界がチカチカするような快感に襲われた。




フョードル
…放置なんて出来ませんよ。
フョードル
酷い熱です。如何ましょう。
you
ひ"、ぃあ…っ〜〜ッ!?
さわ…らない、…っでって…!
フョードル
………。






強引に私の肩に手を置いて引っ張ってくる。

勢いで後ろを振り返ると、
彼は私の首筋に冷たい手を置いた。




フョードル
あなたを、楽にさせてあげますよ。
フョードル
苦しいんじゃないんですか?
you
っ、…っゔ…ッ






欲を言えばどんな手を使ってでも早く楽にしてほしい。

それでもこんな得体の知れない男性に
身を預けるのはどうかしている。

私は…。





you
なんと、か…っ、して欲しい…です…
フョードル
…えぇ。もちろんです。





そう言うと彼は私のの頬を掴んで
食らいつくようなキスをした。










you
ぃ"、ッ…ぁゔ…っ〜!?
you
あ"、ッひ"っ!?…っぉ"ひ…ッ!!
フョードル
貴方は自分の食した媚薬の感度が
通常時の何倍かご存知ですか?
you
ぇ"…、ッ!?な、ぁ"っ…んでッ、!?








私が舐めた飴は確かに媚薬だった。

しかしなぜ彼がその事を知っている?





フョードル
何故、ですか?
フョードル
おや、まだお気づきになられませんか?
you
っ、…!?





you
ま、さ"ッか…っ!?




フョードル
あなたがあの売店で購割れたその飴は
フョードル
僕が仕掛けたものです。









企むような不気味な笑顔で私を見つめる。

気づいた瞬間の恐怖感と絶望、嫌悪感は
半端ではなかった。






フョードル
駄目じゃないですか。
見知らぬ男には警戒心を持たないと。
フョードル
僕のような男に襲われたら
如何するお心算で?
you
ぁ"…、ん"ぁッ!?
ひ、ぃ"…ゔぁっ…、〜〜ッ!?






そんなことも気にしていられないくらい
どちゅ、ずちゅと強く突いて来て頭が回らない。

泡を吹きそうなくらい苦しい。






フョードル
さて、話を戻しますが
フョードル
何倍かご存知…ないようですね。
you
ぃ"ゔ…っ!?
あ、ぁ"ぃ…ッ"!?








呆れたように溜息をつき、余裕そうに私を見る彼。

今何の話をしているのか、
もうそれすらも考える余裕がなくなっていた。

正直もう上も下も分からなかった。






フョードル
約1200倍です。
フョードル
衣擦れに興奮するのも
無理はありませんね。
you
っ、ひ…っ"!?








そして彼が「さて…」と小さく呟くと

ピストンが早まり
たちまち何度目かも分からぬ絶頂に達した。

不確かなものが流れてくる感覚に
さらに空イキを繰り返した。





フョードル
ありがとうございました。
フョードル
また楽しませてくださいね。









そう言うと彼はその薄暗い路地を抜けていった。

私の足元に置かれた
お菓子と思われる袋を徐に手に取ると、

紛れもない私が食した媚薬の飴。







you
(また…楽しませて欲しい…って、)
you
(そういうことか…。)







雨の包み紙をひとつ開け、口に放り込む。







you
はは、…っ…。怖いなぁ






歪んでくる視覚に思わず口角が上がった。






Fin




昨日2本投稿するとか言ったけどさすがに無理でしたほんますいませんでした。

実を言うと1話に
3時間くらいかけてるんですよね…。

というか話が迷走し始めてて訳分からん状態です…。


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