なんと実は!
いつの間にかヴォックスと仲良くなっていました!
いぇーい!
…といったノリなのは置いといて何故親しい関係になったのか、ざっくり説明しておこう
随分前にTV頭ことヴォックスと初対面したあの日、
彼とは連絡先を交換していたのだ
ヴォックス"やぁあなた、今日は楽しんだか?"
あなた"ごめん、何を?"
ヴォックス"撮影だよ、モデル"
あなた"全く…言葉が足りないわよ"
あなた"まぁ、楽しんでないって言ったら嘘になるけど"
ヴォックス"はッ、素直になればいいのものを"
何此奴、ムカつくな…
そんなこんなで画面越しだけの会話がちょくちょく続き
今に至るわけだ
だからこうして会うのは初対面以来なのである
ヴォックス「フレンチは好きか?」
ヴォックス「あー、それとも悪魔食いの方が好き?」
『いいえ、フレンチの方が好きよ』
ヴォックス「そりゃあ丁度いいな!今から行く店は地獄一絶品なフレンチ料理店だ!」
『へぇ?楽しみにしてるわね』
ヴォックス「ドレスコードがあるのを伝え忘れていたんだが全然問題なさそうで良かったさ」
ヴォックス「今日の君は格段に綺麗だ、黒が良く似合う」
『…貴方そんな紳士なこと言えたのね』
ヴォックス「止めてくれよ、俺をなんだと思ってるんだ?」
『失礼なTV頭』
ヴォックス「おい正気か?」
『そんな顔しないでよヴォクシー、からかっただけ』
見た目だけじゃなくて頭まで固くてどうするの笑
ヴォックス「…君は男を翻弄するのが趣味なのか?」
『あら、翻弄されたの?』
ヴォックス「そういうとこだ…」
____
『素敵なお店ね』
ヴォックス「だろう?新店舗なんだ」
店中に胡蝶蘭が置いてある
…ヴォックステック社がスポンサーしてるんだな
おすすめしてくるわけだ
ヴォックス「取っておきの席だ、どうぞLady?」
『どうもありがとう』
早速料理が運ばれてくる
『……』
ヴォックス「やはり美味いな!」
ヴォックス「……あなた?食べないのか?」
『ねぇヴォックス』
『これ、何が入ってるのかしら?』
ヴォックス「…ハッ!目敏いな!」
ヴォックス「媚薬だよdarling」
『何の茶番?こんなのは期待してないわ』
ヴォックス「そんなに怒らないでくれよ」
ヴォックス「何で何か入ってるって分かったんだ?」
『昔から勘がいいのよね、私』
ヴォックス「…益々面白い女性だよ君は」
あぁ、やっぱりね
此奴、端から私のことなんか眼中になかったのかしら
『で、何のつもり?』
『そんなにアルのことを聞きたいわけ?笑』
ヴォックス「いや?全然興味無いね」
『え?』
ヴォックス「重大な勘違いだよ」
ヴォックス「勘がいいだって?全然そんなこと無いじゃないか!」
目の前で不気味な笑い声を上げるヴォックス
こういうところがやはり上級悪魔なのだと思い知らされる
ヴォックス「ただ純粋に君をウチに誘いたくてね」
ヴォックス「どうだ?あなた、俺達と手を組まないか?」












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!