第33話

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477
2026/02/01 03:27 更新
nb
ゴクッ…ん……美味しい
dt
ほんと?良かった。
dt
おかわりはいくらでもあるからね。
nb
ん…ゴクッ……
あったかい…さっきとは大違い。

3時間もあんな寒いとこにいたなんて…それ寝てんじゃなくて気絶してたんじゃね?なーんて。


そんな事言ったらまた怒られるわ。
nb
(/◎\)ゴクゴクッ・・
ん…美味しいなぁ

あっという間に無くなりそう。
dt
……ニコッ
nb
…どうかした?
dt
いやぁ、そんなに美味しそうに飲んでくれるの嬉しいなって。
nb
だって美味いんだもん。
dt
大したことないけどね?
dt
翔太でも作れるよ
nb
……俺今貶された?
dt
さぁ?
nb
むっ…
や、まぁ、作るにしても近くに誰かいて欲しいけどね

料理できる人が言う『大したことない』は信用出来ないから。
dt
そういえば…
nb
ん?
dt
…なんで先帰っちゃったの?
nb
っ…!?ゲホッ、ゴホッ!
dt
翔太っ、大丈夫!?
え、あれ…???その話てっきり終わったのかと……

びっくりしてスープ引っかかったんだけど
nb
ごほっ…
dt
ごめん、俺のせいかな…?ナデナデ
涼太が俺の背中を撫でてくれている。
さっき俺に怒ったとは思えないぐらい優しい。

てか、涼太に撫でられてるわ俺…嬉し……



じゃなくて!!
nb
げほっ…
nb
はぁ“ぁ”…ふぅ……
しんど…今のでめっちゃ疲れたわ……
dt
大丈夫…?ごめん急に……
nb
や、大丈夫…聞かれると思って無かったからびっくりして…
dt
あぁ…ごめん、どうしても気になっちゃって…
dt
なんか…やっぱ何かあったのかなって…
nb
…俺理由言わなかったっけ
dt
いや…言ってたけど…





nb
『ごめん、ちょっと頭回ん無くて』







dt
送られて来た理由がこれで…
nb
……おう
dt
『寒くて頭回ってなかったとしても急に走って帰ったりする?』って思って…
nb
………
本当に、咄嗟に考えたんだな〜ってのが丸分かり。

なんだ『ちょっと頭回ん無くて』って
もう少しマシな言い訳あるだろ。
dt
……また俺から逃げた?笑
nb
…!?え、や、その……
ん〜〜…間違ってはない。

だって…






sk
『もぉ〜そんなに言うなら、翔太も涼太に抱きつけばいいじゃん!』






涼太にハグされて、あんな事言われてさ。

絶対顔真っ赤になるもん。バレたくなかったんだもん…
nb
……///
本当は今だって…少し緊張してるってのに…//
dt
翔太?
nb
え、あ…なに?
dt
いや何じゃなくて、
dt
理由結局なんだったんだろ〜って思ってたら急に顔赤くするから…
nb
え…//
dt
大丈夫?さっきまで寒い中外いたから熱出ちゃった…?ピトッ
nb
ひゃ……///
涼太の手が俺の額に当てられた

ちょっ…またそうやってすぐ……!
nb
ね、涼太っ、俺大丈夫だからっ……!
dt
でも…
nb
あの、あれだ、スープ!スープで温まって…
nb
ちょっと身体熱いな〜なんて……
まぁ、あながち間違ってはない。

スープは温かいし、むしろ少し熱い。
そのお陰でさっきの寒さを忘れるぐらい温かい。
dt
…それならいいけど
dt
『俺から逃げた』っていうのは否定しなかったね。笑
nb
あぅ…
dt
…まぁ、いいけど。
dt
こうやってまた来てくれたし。
nb
…上着返さなきゃだったし
dt
今度で良かったんだけどね…笑
nb
…それは罪悪感えぐいから無理
dt
それなのに逃げたんだ。
nb
っ…もぉ…悪かったって……
dt
ふふっ、笑 
dt
あ、おかわりいる?
nb
ん、欲しい
dt
じゃあ注いでくるね。
nb
ん…ありがと。
…それにしても美味しかったな。

料理を誰かに作ってあげるのってどんな感じなんだろ。
楽しいのかな。人に食べてもらえてどのくらい嬉しいのかな。


…まぁ、そんな事考えたって俺がそんな思いする事は一生無いんだろうけど。
nb
…チラッ
dt
…?ニコッ
nb
!プイッ…//
…俺に笑顔を見せてくれるのは無意識なのか?

それとも………なんだ?
dt
はい、どうぞ。
nb
あ、ありがとう…
…そんな事考えても仕方ないか。

いいや、スープでも飲んで……



ズキッ…
nb
いっ……
dt
…!翔太、大丈夫?
nb
ん…その、さっきぶつけた場所が一瞬痛くなって…
nb
あ、全然平気だから…
dt
…そっか
nb
…?
まただ…

また涼太の表情が暗くなった…



dt
『ごめん…俺がもっと翔太の事見てたら……こんな事ならなかったのに…』




…結局なんだったんだろ。

涼太があんな事…
dt
……
nb
ね…涼太
dt
…ん?
nb
大丈夫…?
dt
…?大丈夫だよ。
nb
…そう?

…まぁ、何かあったらまた聞けばいいか。
nb
ゴクッ‥ゴク…
dt
……








nb
今日はその…ありがとう
nb
迷惑かけてごめん…
dt
いいよ全然。
dt
また家おいでね。
nb
ん。










また…家行けるといいな。

それで、涼太のご飯もまた……
nb
……(^^)













dt side
dt
……本当に大丈夫かな
dt
翔太すぐ隠すから…

昔から怪我も体調不良も我慢して…

幼稚園の頃はちゃんと教えてくれたのに…



nb 📛
『りょうたぁ…いたぁい…』
nb 📛
『コケたぁ……ポロポロ』
dt 📛
『しょうた!』
dt 📛
『大丈夫…?ナデナデ』
nb 📛
『うわぁぁん……』
dt 📛
『大丈夫だよ…ちゃんとなおるよ…ナデナデ』
nb 📛
『ん…ひっ…ぐ……』








…まぁ、流石に大人になってあんなに大泣きする事は無いだろうけど…

心配だなぁ…

dt
……




dt
『ギュー…』
nb
『涼太、りょーた!!///』




…なんで抱きついたんだ俺

翔太に変に思われるだろ。


…バレたらどうするんだよ
dt
『好きな人出来たらどうするの?』
nb
『ふぇっ!?えぇ〜っと……///』
nb
『……付き合えるんなら、付き合いたい……///』





dt
……いるんだろうな
dt
好きな人……


翔太の好きな人、どんな人だろう…

優しいのかな。きっと素敵な人なんだろうな…



dt
……諦めたほうがいいのかな
dt
俺の、翔太への…気持ち……
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