第44話

準備と誘い
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2025/07/06 15:40 更新
ラウールside

おはようございます。

みんなの末っ子、ラウールです。

ただいま大学がおやすみなので

朝からカフェにアルバイトの出勤をしに来ていますが、

何故かオープン前の店のドアの前に

ヤンキーのように座り込む人相が怖い

見覚えのある男性が3人いた。

ラウール
ラウール
マジでなにやってんの?
岩本
岩本
……
目黒
目黒
……
阿部
阿部
……
宮舘
宮舘
おはようラウ、うわっなにこれ…
店の中から俺が見えたようで

舘様が迎えてくれたんだけど

さすがに下に座ってる3人は見えなかったみたいで

あの舘様もびっくりしてる
ラウール
ラウール
僕が来た時にはもうこんな感じで…
宮舘
宮舘
ま、まぁいいや
一旦中入って。
ラウール
ラウール
それもそうだね
結構店の景観を損ねる顔立ちと格好になってるし
あのあべちゃんでさえ

だーいぶいかつい雰囲気を醸し出してるので

何故か静かな3人を半場強引に中に入れて

椅子に座らせた

うわぁすーごい…

3人ともこっわい

いつもこんな静かじゃないから余計に
宮舘
宮舘
…ちょっと開店時間遅らせるね
ラウール
ラウール
うん、そーしよ
岩本
岩本
…すまない
ラウール
ラウール
うわっ喋った
岩本くんが喋ったと思ったら

困った大型犬みたいに眉をへの字にしてこっちを見てきた

ちょっと可愛い
岩本
岩本
…どうしよう
目黒
目黒
…俺もどうしよう
阿部
阿部
俺もどうしよう
ラウール
ラウール
なになにどうしたの
宮舘
宮舘
まぁだいたい予想は着くけどね
ラウール
ラウール
さすが舘様
朝イチなので舘様が

「食べてないでしょ」

と全員分の朝食とお紅茶を入れてくれた

本当にありがとうございます。
宮舘
宮舘
まずは食べながら聞かせて
岩本
岩本
ありがとう
じゃあまず俺から
暖かいお味噌汁を飲みながら

某エヴァ〇ゲリオンのゲ〇ドウみたいなポーズした

岩本くんの話を聞く体制になった
岩本
岩本
ふっかとのデートが決まりました
ラウール
ラウール
!!ッゴホッゴホッ!!!
宮舘
宮舘
!ラウ大丈夫か?
ラウール
ラウール
大丈夫!
器官に入っただけ
それよりもデートって!!!!
岩本
岩本
そのまんまの意味だ
ふっかと帰って家に帰ってラインが来て
また会いたいって話になったんだけど
その流れで日程が決まった…
ラウール
ラウール
やばいじゃん
岩本
岩本
やばい
すると岩本君の隣に座っているめめが手を思いっきり挙げた
目黒
目黒
俺も似たような感じで…
康二君とデートが決定しました…
ラウール
ラウール
マジかよめめぇ!!
そういうめめを見るとマジでどこ見てるのって

いうくらい空を見つめていて大丈夫かなって思ってるとその横の阿部ちゃんも

すっと手を上げた
阿部
阿部
俺も今日の夜さっくん通話しながらゲームの約束があります
宮舘
宮舘
なるほどね…3人はそれでキャパオーバーしちゃったんだね
ラウール
ラウール
そりゃなるでしょ…急展開すぎるもん
岩本
岩本
そこで館さんにお願いがあってここに来たんだよね
宮舘
宮舘
俺?
岩本
岩本
…お願い館さん、そのおしゃれセンスを見込んで俺のコーディネートを組んで欲しいんだ!!!!
岩本君は手を合わせて

館さんに頼む!と言わんばかりにお願いしていた

まぁ館さんはファッションセンス抜群だし頼みたくなるのはわかる

あ、めめも頼みたそうにしてるけど気いつかって言えなさそうにしてる…

それに気づいのか館さんはふふっと笑っていた
宮舘
宮舘
ふふっいいよ、ひかる
目黒も一緒に服屋さんに行こう
目黒
目黒
えっいいの
宮舘
宮舘
それじゃあ2人は善は急げだね
今日時間あるならお昼のカフェはお休みにして今から行こっか
岩本
岩本
俺は今からでもいいけど
そんな急にお休みにして大丈夫?
宮舘
宮舘
大丈夫。夜2人には今日入ってもらう予定だし
あ、ラウールのお給料はちゃんと出すからね…
ラウール
ラウール
え、いいの??
目黒
目黒
ごめんね館さん…
宮舘
宮舘
いいのいいの。
俺も欲しいもんあったし
岩本
岩本
…ありがとう宮ちゃん
阿部
阿部
じゃあこの後ラウは会いてる?
ラウール
ラウール
え、うん
会いてるよ!
阿部
阿部
じゃあゲーム付き合ってくれない?
まだ触ったことのないソフトでやり方とかわからないから
慣れときたくて
ラウール
ラウール
いいよ!!ゲーム好きだし!
阿部
阿部
ありがとお!!
ということで

俺らは各自解散してめめ、岩本君、館様はショッピングに

俺は阿部ちゃんと一緒にあべちゃんの家に遊びにいくことになって

時間目一杯あべちゃんとゲームをした。

宮舘 涼太side
宮舘
宮舘
2人はどんな感じがいいの?
岩本
岩本
ふっかの好み
目黒
目黒
康二くんの好み
宮舘
宮舘
そんな無茶な…
ただいまふたりとショッピングセンターに来て

洋服を選んでるんだけど

むちゃくちゃいってきます
宮舘
宮舘
…好みはちょっとわかんないんだけど
2人をかっこよく似合うようなのは選べるから
それでもいい?
岩本
岩本
お願い!🙏
目黒
目黒
お願いしまっす🙏
宮舘
宮舘
了解
うーんそーだなぁ…
この二人、身長もあるしスタイルもむちゃくちゃいい…

でもタイプは全然違うんだよなぁ…
宮舘
宮舘
…よし…これとこれ…はい、着替えてきて
照は少しとっつきやすくするためにも
大人カジュアル系にしてみたら?
岩本
岩本
大人カジュアル?
宮舘
宮舘
そう
中に白いトレーナー着て
その上に丈短めの黒のジャケット。
ズボンはクリーム色のストレートパンツに黒いベルトで締めて…
最後にシルバーのシンプルなアクセサリーをつけたら…
どう?
とりあえず見繕った服を試着室できてもらった

予想通り、スタイルの良さが際立っていて男前であった
目黒
目黒
…めっちゃかっこいい
岩本
岩本
そ、そお?
じゃあこれ買おっかな…
宮舘
宮舘
次に目黒は、モード系ブラックコーデってのはどうかな
これとこれきてきて
目黒
目黒
は、はい!
宮舘
宮舘
目黒は
黒いロングコートとワイドパンツでシンプルにまとめて
中はカーキーのニットっぽいので
レザーブーツや革小物で締めてみたよ
うん、思ったとおり

目黒はすらっとしてるモデル体型だから

余計にロングコートが生えるよね

これはなかなかなかいいんじゃないか??
岩本
岩本
いいじゃん!!モデルさんみたい!
目黒
目黒
俺はモデルの端くれだけどね、でもありがとう
宮舘
宮舘
気に入ってもらえたかな?
目黒
目黒
うん!ありがとう館さん!
岩本
岩本
ありがとう!
そんなこんなで二人のデートの服装は決まった。
日が暮れたので

夜のBerの営業を開始した

今日は平日ということもあってお得意さんが少しくるくらいで

忙しくはなかった

でもなぜか俺の心は少し重かった

理由はなんとなくわかっていた

みんなが少し羨ましかったから…だと思う

照、目黒、阿部、みんな推しと予定があってワクワクして

俺も幼馴染ではあるけど翔太のこと推してるし

好きな人でもあるから一緒にいたい

昨日は送ってって今後の予定も聞けないまま解散しちゃったから

約束もしてない。

連絡もこないしダメだなぁ考えすぎちゃう。

宮舘
宮舘
…いらっしゃいませ…
岩本
岩本
…宮ちゃん疲れてるなら俺ら回すから大丈夫だよ
目黒
目黒
今日付き合わせちゃってごめんなさい
宮舘
宮舘
いや、大丈夫。心配かけたね
岩本
岩本
無理はしないでね
宮舘
宮舘
うん。ありがとう
カランコロン

ベルが鳴る

自然と足をそっちに向けて

接客へ向かう
宮舘
宮舘
いらっしゃいませ
お一人でよろしいでしょうか
???????
…2人で


帽子の唾を深く被って顔も見えないけど

聞き馴染みのある小さな声で2人だという

お客様

正直今は接客するほど元気がなかったため

顔も見ずに案内しようとしていた
宮舘
宮舘
お連れ様は後から来られるんですね。
???????
…違う。ねぇ
パッと腕を掴まれてびっくりして顔を見る

すると、もう片方の手で帽子を取り、

顔を隠したその瞬間
しょっぴー
しょっぴー
…気づいてよ
そこには会いたくてしょうがない

俺の最愛の人がいて

いたずらっ子の顔をしてこっちに

ニコッと笑いかけてきていた
宮舘
宮舘
しょ…
しょっぴー
しょっぴー
はははっ!びっくりした涼太なんて久しぶりに見た〜w
宮舘
宮舘
どうしてここに…
しょっぴー
しょっぴー
え?暇だったし、明日もオフだから
宮舘
宮舘
それだけの理由で?
しょっぴー
しょっぴー
うん、来ないほうがよかった?
きゅるきゅるした目は俺を少し見あげるようになっていて

いわゆる上目遣いというやつになっていた
宮舘
宮舘
ぜ、全然…むしろ嬉しいよ//
岩本
岩本
宮ちゃんこれってどこのテーブルだっk…ってええ!
ゆり組
シ━━━ッ!
岩本
岩本
あッゴメン…
…奥へどうぞ
びっくりして大きい声を出しかける照を抑えつつ

奥に翔太を通した
宮舘
宮舘
…なに飲まれますか?
しょっぴー
しょっぴー
昨日と一緒の。
少し企み顔の翔太はそう言って足を組んだ

言われたとおりカクテルを作り持っていき机に置く

さっきの翔太を見る限り、家で一杯飲んできたのだろう…

そういえば今日は二人だって言ってたな…

誰と飲みに来たんだろう。

メンバー?共演者?仕事の人?友達?

それとも…恋人?

悶々と色々考えてしまう

あんまりそばにいたくなくてすぐに立ち去ろうとする

宮舘
宮舘
…え?
その瞬間

腕をいきなり掴まれ翔太の隣に座らされた

白い指が腕にあって赤いカラーシャツの上でよく映えていた

顔を見上げると翔太の魔性の美しさを持った微笑みでクラッとしそうになる



宮舘
宮舘
ど、どうしたの?
しょっぴー
しょっぴー
言ったじゃん。今日は、
俺の耳元に翔太の唇が近づく

吐息を感じゾクゾクしてしまう。

やっぱりアルコールを一杯吹っかけてきたみたいで体温が少し熱い

そして翔太は色っぽい声で俺に囁く
しょっぴー
しょっぴー
ふたりだって…
宮舘
宮舘
ふ、二人なら尚更俺はここにいちゃ…
しょっぴー
しょっぴー
ねぇ…もう一人は涼太のことだよ。
宮舘
宮舘
お、俺?
しょっぴー
しょっぴー
ふふっ察し悪いねりょーた
一緒に飲んでよ
宮舘
宮舘
しょっぴー
しょっぴー
…だめ?
綺麗なのに首をこてんとさせる仕草は可愛くてたまらない

正直店に戻らないといけない

めめと照が切り盛りしているであろうお店に視線をやると

二人が陰から見守ってた

様子を見にきてたみたいで

こっちに口パクで

『あとはまかせろ』

ってグッジョブポーズをして

ここが見えないように仕切りをして

仕事に戻って行った


…二人ともありがとう
宮舘
宮舘
…いいよ。
一緒にのも。
しょっぴー
しょっぴー
ありがと//
たわいのない会話をしながらも

翔太のお酒を飲む姿はやっぱり綺麗で

その妖艶な美しさにうっとりしてしまう

そのままキスしたくてたまらなくなる

でも、相手を思う気持ちってやっぱすごいね。

翔太を思えば思うほど心のブレーキがかかる。

翔太の気持ち、今後のこと、仕事のこと

好きだから踏みとどまれた。

でもそんなやましいことを考えてしまっている自分が少し嫌になったが

やっぱり二人でいる時間は楽しくて仕方がなかった。
しょっぴー
しょっぴー
…りょーた…ん
お酒弱いくせに

いっぱい飲んじゃうからすぐ潰れちゃう

そんなとこも可愛くて、愛おしい

バーに来てくれて一緒に飲もうと誘ってくれたのは本当に嬉しかった

でもよければ今度は俺が誘って

どこか別の場所に二人で行ってみたいよ。



ふわっとした癖毛を撫でながら潰れてる翔太に話しかける
宮舘
宮舘
ねえ翔太、今度は俺が誘うからその時は…二人でどこかへ行こう。
俺の手を翔太が弱々しく握りしめる
しょっぴー
しょっぴー
…やくそくな
宮舘
宮舘
うん。約束。
そう言って眠りの世界へ落ちていった翔太に

これだけ許してと思いながらその綺麗な手にそっと口付けをした。

筆者です!!!

空いてしまってすいません!

ゆり組メイン会です❤️🩵

今回は少し長めになってしまいましたが楽しんで読んでくださると嬉しいです!!

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まじで嬉しいです


次回もお楽しみにいいいいいいいいいいいい!!!!!!

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