ラウールside
おはようございます。
みんなの末っ子、ラウールです。
ただいま大学がおやすみなので
朝からカフェにアルバイトの出勤をしに来ていますが、
何故かオープン前の店のドアの前に
ヤンキーのように座り込む人相が怖い
見覚えのある男性が3人いた。
店の中から俺が見えたようで
舘様が迎えてくれたんだけど
さすがに下に座ってる3人は見えなかったみたいで
あの舘様もびっくりしてる
あのあべちゃんでさえ
だーいぶいかつい雰囲気を醸し出してるので
何故か静かな3人を半場強引に中に入れて
椅子に座らせた
うわぁすーごい…
3人ともこっわい
いつもこんな静かじゃないから余計に
岩本くんが喋ったと思ったら
困った大型犬みたいに眉をへの字にしてこっちを見てきた
ちょっと可愛い
朝イチなので舘様が
「食べてないでしょ」
と全員分の朝食とお紅茶を入れてくれた
本当にありがとうございます。
暖かいお味噌汁を飲みながら
某エヴァ〇ゲリオンのゲ〇ドウみたいなポーズした
岩本くんの話を聞く体制になった
すると岩本君の隣に座っているめめが手を思いっきり挙げた
そういうめめを見るとマジでどこ見てるのって
いうくらい空を見つめていて大丈夫かなって思ってるとその横の阿部ちゃんも
すっと手を上げた
岩本君は手を合わせて
館さんに頼む!と言わんばかりにお願いしていた
まぁ館さんはファッションセンス抜群だし頼みたくなるのはわかる
あ、めめも頼みたそうにしてるけど気いつかって言えなさそうにしてる…
それに気づいのか館さんはふふっと笑っていた
ということで
俺らは各自解散してめめ、岩本君、館様はショッピングに
俺は阿部ちゃんと一緒にあべちゃんの家に遊びにいくことになって
時間目一杯あべちゃんとゲームをした。
宮舘 涼太side
ただいまふたりとショッピングセンターに来て
洋服を選んでるんだけど
むちゃくちゃいってきます
この二人、身長もあるしスタイルもむちゃくちゃいい…
でもタイプは全然違うんだよなぁ…
とりあえず見繕った服を試着室できてもらった
予想通り、スタイルの良さが際立っていて男前であった
うん、思ったとおり
目黒はすらっとしてるモデル体型だから
余計にロングコートが生えるよね
これはなかなかなかいいんじゃないか??
そんなこんなで二人のデートの服装は決まった。
日が暮れたので
夜のBerの営業を開始した
今日は平日ということもあってお得意さんが少しくるくらいで
忙しくはなかった
でもなぜか俺の心は少し重かった
理由はなんとなくわかっていた
みんなが少し羨ましかったから…だと思う
照、目黒、阿部、みんな推しと予定があってワクワクして
俺も幼馴染ではあるけど翔太のこと推してるし
好きな人でもあるから一緒にいたい
昨日は送ってって今後の予定も聞けないまま解散しちゃったから
約束もしてない。
連絡もこないしダメだなぁ考えすぎちゃう。
カランコロン
ベルが鳴る
自然と足をそっちに向けて
接客へ向かう
帽子の唾を深く被って顔も見えないけど
聞き馴染みのある小さな声で2人だという
お客様
正直今は接客するほど元気がなかったため
顔も見ずに案内しようとしていた
パッと腕を掴まれてびっくりして顔を見る
すると、もう片方の手で帽子を取り、
顔を隠したその瞬間
そこには会いたくてしょうがない
俺の最愛の人がいて
いたずらっ子の顔をしてこっちに
ニコッと笑いかけてきていた
きゅるきゅるした目は俺を少し見あげるようになっていて
いわゆる上目遣いというやつになっていた
びっくりして大きい声を出しかける照を抑えつつ
奥に翔太を通した
少し企み顔の翔太はそう言って足を組んだ
言われたとおりカクテルを作り持っていき机に置く
さっきの翔太を見る限り、家で一杯飲んできたのだろう…
そういえば今日は二人だって言ってたな…
誰と飲みに来たんだろう。
メンバー?共演者?仕事の人?友達?
それとも…恋人?
悶々と色々考えてしまう
あんまりそばにいたくなくてすぐに立ち去ろうとする
その瞬間
腕をいきなり掴まれ翔太の隣に座らされた
白い指が腕にあって赤いカラーシャツの上でよく映えていた
顔を見上げると翔太の魔性の美しさを持った微笑みでクラッとしそうになる
俺の耳元に翔太の唇が近づく
吐息を感じゾクゾクしてしまう。
やっぱりアルコールを一杯吹っかけてきたみたいで体温が少し熱い
そして翔太は色っぽい声で俺に囁く
綺麗なのに首をこてんとさせる仕草は可愛くてたまらない
正直店に戻らないといけない
めめと照が切り盛りしているであろうお店に視線をやると
二人が陰から見守ってた
様子を見にきてたみたいで
こっちに口パクで
『あとはまかせろ』
ってグッジョブポーズをして
ここが見えないように仕切りをして
仕事に戻って行った
…二人ともありがとう
たわいのない会話をしながらも
翔太のお酒を飲む姿はやっぱり綺麗で
その妖艶な美しさにうっとりしてしまう
そのままキスしたくてたまらなくなる
でも、相手を思う気持ちってやっぱすごいね。
翔太を思えば思うほど心のブレーキがかかる。
翔太の気持ち、今後のこと、仕事のこと
好きだから踏みとどまれた。
でもそんなやましいことを考えてしまっている自分が少し嫌になったが
やっぱり二人でいる時間は楽しくて仕方がなかった。
お酒弱いくせに
いっぱい飲んじゃうからすぐ潰れちゃう
そんなとこも可愛くて、愛おしい
バーに来てくれて一緒に飲もうと誘ってくれたのは本当に嬉しかった
でもよければ今度は俺が誘って
どこか別の場所に二人で行ってみたいよ。
ふわっとした癖毛を撫でながら潰れてる翔太に話しかける
俺の手を翔太が弱々しく握りしめる
そう言って眠りの世界へ落ちていった翔太に
これだけ許してと思いながらその綺麗な手にそっと口付けをした。
筆者です!!!
空いてしまってすいません!
ゆり組メイン会です❤️🩵
今回は少し長めになってしまいましたが楽しんで読んでくださると嬉しいです!!
コメント、いいね、フォロー、お気に入り登録していただけると、
まじで嬉しいです
次回もお楽しみにいいいいいいいいいいいい!!!!!!



















編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。