好奇心に体を任せ、俺はその扉を開いたんだ。
扉の中の景色は、この世とは思えないほど綺麗な景色だった。
扉からの風が、俺のほおを撫でる。
怖いくらいに輝く夜空の上に、大きく浮かぶ満月。中心には樹木が立っていた。
(↓こんな感じ)

怖い。綺麗。
その二つの気持ちが、俺の心の中で交差する。
俺は扉を潜って、その空間に足を踏み入れた。
……なんだか変な気持ちだ。
こんな綺麗な景色があるなんて。
あの人が探してた扉ってこれ……?
空を眺めながら歩いていると、俺はだんだんと怖くなってきた。
俺は扉に向かってまた歩き、元の景色が見える場所にでた。
扉を閉じて、俺は今、悟った。
完全に今の時間が、12時だって事を。
俺の声をあたりに轟かせ、俺は自転車を止めてある場所まで走った。
そして自転車に勢いよく跨り、ペダルを思い切り踏んだ。
____俺の不思議な日常は、ここから始まった。











編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。