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第9話

☆*:.。. 緊急地震速報 .。.:*☆
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2024/03/14 04:58 更新
潔 世一
ッは……?





 制服のズボンのポケットに入っているスマホが、強く震える。









mob
……え?なんだよいきなり




 突然のスマホのブレに、全員の表情が強張る。















 俺も慌ててスマホをポケットから出すと、画面にはこう書かれていた。









潔 世一
"緊急地震速報"……!?






 画面には赤い背景に白い文字でそう書かれていた。震度は4と書かれている。















 いきなり地震……?









潔 世一
………………






 今、俺の脳の脳裏に、ある景色が浮かんだ。















 あの時、学校に行こうとした時、何かを蹴ってしまったんだ。















 あの時は急がなきゃいけなかったから、そんなのは眼中にもなかったけど。















潔 世一
まさか……






 俺は勢いよく、窓の外を見た。















 そして、俺の心臓は一瞬だけ止まったような気がする。









潔 世一
____なんだあれ




 山のあたりからだろうか。
















 赤黒い煙が上がっていた。















 いや、煙じゃない。なんというか……。









潔 世一
……ミミズみたいだ なッ!?




 例えとした言葉を口にした瞬間、自身が俺を襲った。















 あまりにも急だったから、俺は驚きよりも恐怖に襲われた。そんな感じがする。









mob
うおあっ!?




 ガタガタと振動して、机や天井の蛍光灯すら左右に揺れている。















 俺は咄嗟に壁に手を当てて、体を転ばさないように安定させた。















 クラスメイトもかなり慌てており、学校中がパニックになった瞬間だった。















 俺はすぐあそこに行きたくて、なんとかこの地震だけは耐えようと目を強く瞑っていた。


















潔 世一
ッ……! 止まっ……た?




 揺れが収まり、俺は目を開けて教室を見渡した。















 各各々の反応をするクラスメイト。教卓の花瓶が床に落ちて割れている。















 机や椅子は元の位置からかなりズレており、直すのにもかなり時間がかかりそうだ。








 
潔 世一
……行かなきゃ……!!




 「揺れが治った」という事実を飲み込んだ俺は、一目散に昇降口へと走り出した。















 クラスメイトの「おい潔!?どうした!?」なんて声に返事する暇もなかった。










潔 世一
空に登ってる……!?




 全力疾走している廊下の窓から外を覗くと、ミミズのような物体はそらへと昇っていってる。









潔 世一
間に合え……!





 そのことを祈りながら、俺は走るスピードを上げるばかりだった。

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