第4話

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2026/08/23 03:07 更新







  淀んだ空気が満ちる執務室にノック音が響く。



使用人
お話中、失礼致します
使用人
皇后付きの侍女が陛下に
お目通り願っております
. ( )
……誰?



  " 皇后付き " その言葉で嫌な脈が跳ねたが
  努めて冷静を装い、気丈な声を絞り出す。



使用人
…ベティという者ですが、
いかが致しましょう
. ( )
…通して
使用人
かしこまりました






bty
……此度はお目通りが
叶いましたこと、心より
御礼申し上げます


  ベティ、彼女は皇后付きの侍女であり




あなた
『 ベティは、とても優しい子なのですが 』
あなた
『 私にしか忠義を誓わないと
  言って……、 』






  『 本当に困った侍女なのですよ笑 』



  皇后という貴い身分で
  命を狙われる運命にあったあなたの下の名前(カタカナ)が



  最も信頼していた侍女。


. ( )
挨拶はいい、あなたの下の名前(カタカナ)は?
bty
……先ほど、自室の解錠に
成功致しました
. ( )
…!
bty
しかし、皇后陛下は意識がなく
毒の回り具合によっては、






bty
御命が危ういとのことでございます
. ( )
っ…!



  もっと、早く判断していれば


  もっと、僕が冷静だったら



  こんなことにはならなかったのだろうか

  そんな、今さらすぎる後悔を
  責めることしかできない。



bty
…っ恐れながら、申し上げますが




bty
皇后陛下…いえ、あなたの下の名前(カタカナ)様は、






bty
陛下のことで苦しんでおられました
. ( )
  


  そこで、初めて彼女と目を合わせた。



  真っ赤に腫らした目が皇帝を睨んでいた。


bty
…毎夜毎夜、あなたの下の名前(カタカナ)様を
ないがしろにして
bty
皇妃殿下のもとへ通われたのは、
陛下ではございませんか。
bty
何故…何故、そのように
驚かれるのです?


knmc
…陛下に不敬です、謝罪を
bty
いいえ、私はあなたの下の名前(カタカナ)様の
苦しみを述べただけにございます



  鋭い宰相の指摘をはねのける彼女の
  物言いに重臣らが眉をひそめるのがわかった。



bty
……あの方は、ご自身を邪魔者だと
責めておられました
. ( )
…邪魔者?
bty
……わかりませんか?
bty
陛下と皇妃殿下の仲を引き裂く
ご自身の存在を邪魔者だと、
あの方は言いました
. ( )
なんで、…そんな、
bty
……あぁ、そうでした
bty
陛下は、" あのこと " をご存知ないのでしたね
. ( )
…あのこと?
bty
知らなくて当然です




bty
あなた様に知られることを
あの方は最も危惧しておられましたから



  知らない、ありえなかったはずの
  事実が零れていく。


  隠しきれない証が耳に届いた。



bty
…陛下、どうかお助けくださいませ…ッ゙






bty
皇后陛下は、あなた様の御子を身ごもっておりますっ…!!







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