ころんside
僕は今、今までやって来たどのライブより緊張している...
そう、今日は僕達夫婦の念願の結婚式だ。
コンコンッ...
僕の今の格好は、
純白のタキシードに青いチーフとバラを飾り、ミルクティー色に染めた髪は綺麗に編み込んでいる
あなたは...どんなドレスなんだろう。
そう言って微笑むさとみくんの顔はすごくかっこよくて、新郎の僕の顔が立たないくらいだ
今なら、この”絶対”を、自分のあなたへの想いを心から信じられる
みんなに茶化されながらも背中を押され、あなたのいる部屋の前に立ってノックをする
なかなかドアを開けられずソワソワしていると、るぅとくんに押されて部屋に入ってしまった
あなたのドレスは、僕と同じ純白のシンデレラドレスで、腰周りから裾にかけて水色のバラとレースが巻き付けられている
髪は僕より暗めのブラウンに染めた髪を巻いてハーフアップにしていて、ベールにも淡い水色のレースがついており、何とも豪華な花嫁姿だ
ホントに...マジであなたが笑っただけで失神しそう...//
みんな渋々来花さんに着いて行くと、さっきはあんなに騒がしかった控え室もあっという間に静かになった
いつもはツンツンで熟年夫婦みたいだと周りから茶化される程なのに、今は新婚みたいに2人ともソワソワしてる
あなたの手を取って、僕達は歩き出す
リングボーイを務める碧も、しっかり指輪を乗せた車に乗ってスタンバイしている
僕達は、家族3人...ドアの前で奥の会場を見据えた。
僕は、牧師を引き受けてくれたSTPRの原さんと、会場へと1歩踏み出した。
今日夜8時、最終話公開です!













編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。