そう言って彼は顔を覗かせる。
乾ないこ先輩。
この学校の生徒会長。
頭が良くて、生徒や先生からの信頼も厚い。
俺はそんな、先輩のことが気になっている。
おかしいかな…。
男が男を好きになるなんて………。
でも、好きなんだ。
どうしても好き。
気がつけば無意識のうちに
先輩のこと目で追ってるくらい。
だから、俺は色々他の先輩方の協力もあり、
乾先輩と放課後勉強する時間を取ることに成功した。
こんなのは、ただの口実。
放課後、先輩のいる30分。
生徒と生徒会長の差。
奇跡の時間。
でも、1年たってしまえば、
先輩は卒業する。
それまでの関係なんだ。
𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ⇝ ☆10 ♡15 💬(僕を除き)3












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!