なにか大声で怒鳴っていたが
よくわからず無視していると、怒りが爆発したのか
代表的な暴言を吐いたあと、ゴミ箱を蹴り、図書室を去った
ゴミ箱を蹴ったせいでゴミが散乱したため、片付けていると彼女も手伝ってくれた
突然肩を抱かれた
ソウイウ合図だって分かったから、そいつの後を追っただけ
同意なんて必要なくて
確認も要らなくて
相手の赴くがままに。
いつもそうして生きてきた 愛を知るために。
それでも断らなかったのは自分の意思だ
困っちゃいますよねぇ
と笑う彼女を綺麗だと思った
思わず、綺麗だと言いそうに……いや、少し声に出ていたかもしれない
もしかしたら、この子こそが私の求めていたものかもしれない、と本能が訴える
彼女の名前を頭の中で何度も復唱した











編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。