ーYouside
急に帰るとか言い出したからさっきと同じペースで鮫岡の背中を追いかける
戻ると上裸で風神雷神が筋トレに励んでいた
少しピリッとした空気が走る
特に何も無かったんだけどなぁ?
そう言いながら3人がこっちを見た
そう言いながら拳を構える鮫岡
あぁ…そういう事か…
体力無いのになんで体育館まで到達したのかが気になってんのね
やれー!サメー!と風神雷神がはやし立てる
私…アウェイ感半端ない組手しかやってなくね?
思いっきり下から手の平で顎を狙いに行く
集中してる私は避けた鮫岡の足元を狙い蹴りを入れて転倒させる
すぐに起き上がろうとしていた鮫岡に馬乗りになり下顎を横からグーで殴りかかろうとしていたら…
風神に止められた
私の中での集中が切れる
ケロッと答えたら鮫岡にため息を付かれた
流石、鮫岡
頭がきれるわけだ…
風神がボソッと呟く
雷神を睨む
ニコッと笑って筋トレに戻って行った
何さ…
真剣な顔をして警告してくれる鮫岡には悪いけどさ
そこから体力作りの話しはどこかへ行き
もうお昼だからと皆で近くにあるカフェへご飯を食べに行く流れになった
その言葉に風神雷神がハイタッチして騒いでたから私も楽しくなって笑った
何だかんだ皆優しいよな
雷神の背中にダイブしてしがみついても振り落とされなかった
やっぱり優しい
何より男とか女とか関係なく接してくれる皆とのこの時間が居心地が良い
背中で暴れてる私に文句を言いつつも前に進んでくれる
私と風神が爆笑してる中、鮫岡も笑ってて…
うん!楽しい!
カフェへと着くと皆、思い思いの物を頼んで食べながら談笑した
















編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。