辛い。
苦しい。
窮屈で
暗い。
息辛いな。
万次郎と春千夜が死んで
丁度2週間。
蜜柑。
万次郎が用意してくれたっけ。
甘酸っぱくて、美味しかったな。
できない。
何だかあの日から
喉が思うように動かない。
掠れ過ぎて自分の声もわからない。
なんだか、
とっても嫌だ。
こんな風に生きてる間にも、
またイザナ達は誰かを殺しているのか、
そんなことを考えると
吐き気が止まらなくなる。
同時に、
心が痛くなる
お願いだから
もう
堕天使なんて言わないで。
「堕天使」なんてどう?
あれから、堕天使って名乗るようになったっけ。
堕天使あなたの下の名前の救済だとかなんとか
そんなこと言っては暴れてたっけ。
懐かしいな。
だからといって、誰にも会いたくない
もう…………
誰も犠牲になんて……
何故だかわからない。
今話さないと、一生後悔する。
そんな気がした。
イザナ……?
私が悪かったの?
ひとりで閉じこもったのが悪かったの?
東卍に入らなければ良かったの?
孤児院に入った時から詰んでたの?
出会ったこと
生まれたこと
全てがバットエンドのフラグみたいに思えて
なんだか凄く虚しかった。
え?

















編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!