キル兄が帰ってきて、三日後。
また家が騒がしかった。
最近ずっとこれだ。
うるさい……。
もう一回寝ようと思ったけどあまりにも騒がしく、二度寝をする気分にはなれなかった。
部屋を出ると、家中の使用人が集まっている。
すっごいなキル兄の友達。
殺し屋って聞いて、普通はこんな所にのこのこと行くわけないじゃん。
私達が有名な殺し屋って事も知ってると思うのに……。
それぐらい、キル兄が大事なんだろう。
ほんとキル兄は誰からも愛されている。
今まで、ゾルディック家の人間や使用人以外に試しの門を開けれたことは一度もない。
私達以外はみんな試しの門を開けず、普通の扉から入ってくるからだ。
それで、ミケの餌になっていく奴がたくさんいた。
そう言ったゴトーの声は冷たかった。
それは私に対して冷たいのか、それともキル兄の友達と言う人達に対して冷たいのか。
けど、別にどうでもいい。












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。