第123話

# 好感度反転 。
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2024/03/19 05:12
 ルーシー・モード・モンゴメリ
 モンゴメリ
 あら…話しかけないでくださる?
 あたし、貴方なんかと話している暇はないの。
 あからさまに表情と態度に出る。隠す気が無い。
 気を遣う余裕も無いくらい嫌いだし、顔、声、服装、何を見ても、存在しているだけで腹が立つ。でも裏を返せばそれ程あなたさんが好きだということ。

 「わ、悪かったわよ…!でも、仕方ないじゃない!?避けようがないもの…っ」

 号泣しながら謝罪するけど、自分は悪くないと主張したい。でもほんとうは嫌われてるんじゃないかって怯えてる。
 エドガー・アラン・ポー
エドガー・アラン・ポー
 ……… 
 何も言わないし、言えない
 会話すらしたくもない。用事があれば紙に書いてカールに持たせるし、新作を読んでもらったりすることもない。そもそも会えないかもしれない。割と頑固な方なので、解けるまではずっとそんな感じかも。

 「わ、吾輩はなんてことを…!」

 あわあわしながら何度も何度も謝罪してくる。
 あなたさんが気にしなくていいよと言っても、ずっと謝ってる。
 太宰治
太 宰 治 。
 使えないのは知っていたけど…ここまでとはね。
 長々と嫌味を言ってくる。いつもの倍以上の仕事を押し付けて来たかと思えば、使えないと言ってくるのでさすがにあなたさんも腹が立ってくる。
 けれどもし、言い返そうものなら冷ややかな目で何か文句でもあるの、と返してくるので何も言えなくなっちゃう。

 「本当に、…申し訳無いことをしたと思っているよ」

 いつも飄々としている太宰さんからは想像もつかないほど慌てた様子で、謝罪してくる。土下座でもしそうな勢いなので、逆にあなたさんが慌てちゃう。
 よって死刑
 よって死刑
 夢女って、雨の中ってシチュエーション好きじゃないですか?
 あれ、なんでですか? 

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