第4話

居残り
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2026/04/06 20:00 更新
授業が終わり

作品が完成してない人は
放課後に終わらせることになった



ー放課後ー
目黒も向井もすぐに終わって、部活に向かった

俺はと言うと、、、全然終わらない
あなた
渡辺くーん
終わりそう?
渡辺翔太
いや、全然
あなた
1人になっちゃったね。笑

むすっとする翔太




美術室にいるのは、俺と先生だけ

ニコっと笑って
俺の隣に椅子を置いて
俺の作品を眺めている先生
あなた
渡辺くんって
ツンツンしてるよねー?笑
渡辺翔太
え!?
あなた
リラックスして?
そう言って
背中にポンっと手が触れた

その手があまりに小さくて
つい振り返って先生の手を見てしまった
あなた
ん?
渡辺翔太
先生、、、手小さいっすね
あなた
あー、よく言われる。笑
そう言って俺の前に手を出す先生

思わず手を比べるように
先生の手に触れてしまった
 
先生の手はひんやりしていて
華奢な手で
すごく愛おしくなって
思わず関節を曲げて握ってしまった

あなた
渡辺くん?
その声で我に返って
先生の手を離した
渡辺翔太
すいません
あなた
大丈夫だよ
笑ってくれる先生

俺の心臓は信じられないくらい
うるさく動いた

あなた
渡辺くん、部活は平気なの?
渡辺翔太
あー、はい
休むかもって言ってあるんで
あなた
そっか
じゃあ、まだ時間あるんだね
立ち上がって
俺の手を持つと
絵の修正を始めた
あなた
ここをね、、、こうしてみて?

ただ先生に動かされるままの俺の手

そして、、、先生の香り

服の擦れる音と、作業の音だけが響く

2人だけの空間


あなた
ほら、良くなった感じしない?
渡辺翔太
本当だ
あなた
今の感じで進めてごらん

しばらく真剣に絵を描いていると
準備室のドアが開く音がして
先生が準備室に消えていった


男性の声が微かに聞こえる




時々、ガタンと何かの物音が聞こえてくる





絵が描き終わり
用具の片付けをしても
先生は戻ってこない



準備室のドアをノックしてドアをあけた

渡辺翔太
先生、終わりました



準備室には国語の深澤先生がいた



あなた
あ、うん
部活行っておいで
深澤先生
居残りは、渡辺だったのか。笑
渡辺翔太
、、、さっきまで康二もめめもいたし
深澤先生
いつものメンバーだな。笑
渡辺翔太
じゃあ
先生に絵を渡して、準備室を出た




俺だけの時間だったのに
そんな事を思いながら、荷物を持って体育館に向かった

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