あー、眠い。
昨日は紫耀のゲームの誘い断ったのになんでこんなに眠いんだろ。
学校くそだるいし…
唯一昨日できた友達。
高校3年間あのゴリラと過ごすのはごめんだからね
自分のクラスに入る1歩手前のところで
あの噂のゴリラの声が聞こえてきた。
…、え?
いやいやいやいや、まって?
なに肩なんか組んでんの?
昨日散々言ってたよね?
帰り道でも、あいつきらーいとかあいつ苦手ーとか
なに仲良くしてんのこいつまじ
うん。てかなに?
なんでこのイケメンはこんなに私のことを見てくるの???
いますっっっごい視線感じてる。
で目黒くんの方見たらまた思いっきり目逸らすし。
なんなのまじでこの人 。
へー…ふーん。
あれ、なんだろこの気持ち。
いやいや、たまたまでしょ。
うん、たまたま。
そんな、まだ喋ってもないし、顔で好きになるとかありえない…。
ない。うん。ない。目黒蓮だけはない。
私が見ないでおいたら目も合わないし、大丈夫。
先生 「 えー今日の放課後は、自転車講習会があります。自転車登校の人は必ず行くように 」
ん??????
いやいや、聞いてませんけど。
うわそういうことか。
だから、朝親友とか言ってたんだ。
目黒くん全く頷いてなかったけど。
目黒も、講習会かよ……。
最悪って思った気持ちと裏腹に少しだけ嬉しいと思った自分もいた 。













編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!