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目黒side
だって俺にとってあの人は天使だから、
俺みたいな凡人が天使と付き合うなんてフィクションだけだ。
俺と康二が座っているソファからあべちゃんたちが座ってるソファまでの距離わすが2m
手を伸ばせば届きそうな距離だが手を伸ばす権利だなんて俺には無い。
手を伸ばしてもいい権利があるのは
この人たちだけだ。俺も建前だけ入っておかないとと思い
なんて、絶対に選ばれない提案をする。いいんだ俺は遠くから眺めてるくらいがちょうどいい
まぁゆり組かなー阿部ちゃん強火ゆり組担だし
やっぱりそうだよな〜……ってへ?
ん?んん?んんん?俺?あれ?俺?
いや、いいんだけど俺だと思わなくて、
近づけなかった2mを1cmまで詰めるとあべちゃんのいい匂いが鼻をくすぐる。
そう言うと体を倒して、こちらに倒れかかってくる。
膝の上をゴロゴロするとベストポジションを見つけたらしく、ピタッと止まり、手を俺の腰を回してスーッと寝てしまった
動けない寝たら康二に変わってもらおうと思ってたのに
とりあえず康二を呼ぶ
数分するとタオルケットを持って康二が帰ってくる。
それを阿部ちゃんにかけると何かを考えながら寝ていた、渋い顔から安心した柔らかい笑顔に変わった。もっとリラックスして欲しくて頭を撫でると、腰に回った手がさっきよりも強くなって多少の苦しさを感じた。まぁ全然大丈夫なんだけどね!
しばらくすると睡魔が襲ってくる。
いつの間にか目の前にいたふっかさんが言ってくれた言葉を聞いて、俺も目を閉じた。
深澤side
ラウールがそう言って問題の2人の方をむくと俺たちの心配なんてよそにすやすや眠っている。
舘さんの言葉で今日の報告はお開きになった。
阿部side
トントンと背中を叩かれると、ふっかの優しい顔が見えた。
そう言われて、パッと自分の格好を見るとめめの腰に抱きついて、体にはよく見るタオルケットがかかっている。めめの腰から手を離してそのタオルケットを抱きしめて匂いを嗅ぐといつも楽屋で寝ていると気づいた時にはかけてあるコートやタオルケットの匂い
いつも貸してくれてたのめめだったんだ
初めて見たときから好きでやっと同じグループになれた。
疲れきって寝ている顔を撫でながら今日も届かない「好きだよ」を心の中で言う。
よし、起こそ!
まだ眠いのか、めめの頭が回っていないのをいいことに綺麗に揃った髪型を撫でる。
早く好きだって気づけ
バーカ
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これは楽屋に綺麗なリナリヤが置いてある日のこと
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ずっと短編集サボっててすいません!
今回の話読んでてどっかでなんかこんなの読んだことあるなーと思った方、多分正解です
suirenさんのお話を読んで私もこんなの書きたい!と思い衝動書きしてしまいました。
パクリと思われ気を悪くされた方がいらっしゃったら申し訳ありません。











編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。