『って言うのができる執事か。まあ俺から言わせてもらえばそういうことは言わなきゃわかんねえから言えってこと。いいな?ばか。』「ば、 ばかってなによ!」 少しでも優しさにキュンってした私がバカだったじゃん! 目黒に握られた手を振りほどいて、バカって言い返そうとすると手のひらで口を塞がれて、『大人しく寝とけ』と言われ
私は毛布に包まれた。
『あったかくしとけよ?』「っだからって!」 モコモコと目黒は私のお腹に布団や毛布をかけて世話を焼いてくる。
お世話してるつもりだから可愛いけど。
にしても多いよ!(笑)
「んむ!」『なんか埋まってるみたいだな、 (笑)』
「かけすぎ」重たいよう、、、
『へいへい』そう返事をして調節してくれてる。
『めし、あ、、お食事はどうされますか?』
「飯って言ったでしょ(笑)今は何もいらない」
『え、でもなにかしら」「今はいいの、」
そう言うと私はもう1回寝ようかなと目を瞑る。
すると、もぞもぞという感触がしてまた目を覚ます。
「ん、え 、?」『』
何するするベッドに入ってきてるのよ!
『よしよし』ベッドに入ってきた目黒が私のお腹を撫でてかなんかこの光景私が妊婦さんみたい。 って、なにを考えちゃっている。『まだ、 痛いの?』「ん、まあ、 」
『そっか』無愛想な割に優しいじゃん、 、
何いってるんだろう私。
目黒との、子/////
「っやだ」『何ブツブツ言ってんだよ、寝ろ』 ぎゅっと彼の胸に顔をうずめさせられて強制的に密着してしまった私。
『なんかあったり、必要だったら俺がなんとかしてやるから お前は休んどけ。 』 「 優しいじゃん」
『え?聞こえない』 「優しいなぁって!」
『もっかい言って?』 「絶対あんた聞こえてるでしょ(笑)」
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!