あなたの名字side
しばらくドアに寄りかかっていると、
お母さん:あなたの下の名前、?
お母さんが声を掛けてきた。
お母さん:どうしたの?笑
何かあった?
お母さん:そんな顔赤くしちゃって!笑
好きな人でもできた?笑
なんでこういう時ばっかり
ドンピシャで当ててくるの、///
お母さん:誰?笑
ニヤニヤしながら食いついてくる。
どうせ隠したところでお母さんのことだから、
そのうちバレる…
だったら…
お母さん:え!あの菅原さんの息子さん!?
お母さん:知ってるもなにも笑
孝支くんのお母さんと仲良いもん笑
い、いつの間に…
お母さん:ほら、一時期お母さんがよく出掛けてた時
あったでしょ?
お母さん:そう!
お母さん:いつでも協力するからね!笑
とは言ったけど、もし困ったら頼ろうかな…///
そんなことを考えながら、階段を上がって
自分の部屋のドアを開ける。
そんな独り言を呟いて、へにゃりと笑う。
来年…まだかな、
菅原side
母さん:孝支!おかえり!
母さん:あれ、あんたどうしたの?
顔赤いけど…熱?
母さん:はっ、!あんたまさか!!恋!!
母さん:焦っちゃって笑
全くわかりやすいわね〜笑
母さん:で、誰なの?笑
母さん:へぇ〜笑
あの顔…隈無く調べあげるつもりだな…
ほんっと、俺ってこういう嘘はとことんつけねぇな、笑
母さん:え!?あなたの名字さんって近所の!?
母さん:うん笑
だって仲良いもん笑
ま、まじかよ…
母さん:あなたの下の名前ちゃんのお母さん。
俺は思わずその場に座り込む。
母さん:困ったら頼りなさいよ!笑
やっぱ、言わなきゃよかった…
そう心の中で呟いて、階段を上がって部屋に入る。
来年が待ち遠しいな…














編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!