【予知不可能性心情顕在化症とは】
1、最初に
主(恋花)が作ったオリジナルの奇病です。
また、似たようなものがあるかもしれませんが、パクリではございません。
2、かかりやすい人
・大きな不安がある人
・どうしても打ち明けるられない事があり、それについて苦しんでいる一皿
・恋愛を拗らせている人
3、主な症状
①発症初期
物をとうして自分の意志とは別に心情が表される
(例)
自分で打っていないのにいつの間にか心情が打ち込まれている(メッセージなど、送信はしない)
無意識に自分の手で紙に書いている
…など
②発症中期
②とプラスで体調が悪くなり始める(病気が進行するほど悪化)
最初は軽い頭痛程度
スピードは人による
③発症後期
体に出始める
体に文字があざみたいな状態で出始める
出始めは抽象的内容、末期になると具体的な内容になる
④死ぬとき
辛かったこと、不安だったことを小さい声でつぶやき、静かに涙を流して亡くなる
遺体には③のあざは残らず、雫のようなマークが頬につく
進行すればするほど、どの症状も悪化します。
仮にこの病気で亡くなるとして、発症から約3ヶ月で亡くなります(個人差あり)
4、治療法
初期~中期なら自分の意志で不安などを話すことで治る
後期~末期だと自分の意志で話すこと、不安などの解決が必要
初兎side
俺、初兎にはちょっとした悩みがある。それは…
悠くんが好き、だということ。
青組にはビジネス不仲があって、
赤組にはビジネス(?)BLがある。
でも…白黒組にはビジネス○○は特にない。
あと単純に悠君が忙しそうだってこともあって…
なかなか、伝えられない。
悠君がすきなんてここで言えるわけないやん…///
良かった…何とか誤魔化せた…って
驚いた初兎の目線の先には、自分で打った覚えのない「今ここで悠君に好きなんて言えるわけないやん...」の文字が!
とりま消そ…
なんでだろ…無意識に打ってたのかな…
疑問に思いながらも俺はスマホを閉じることにした。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!