月曜日。
「え〜じゃあこれにて帰りのHRを終了する。解散!」
結局夏油のクラスには行かなかったあなた。学校の人気者に近寄るだなんてチキンなあなたには無理だったようだ。
行かなかった理由、お腹痛かったでいっか 丁度いたいし…
「硝子〜。一緒にk」
「は〜い連行〜」
いつも通り硝子と帰ろうと硝子に呼びかけた数秒後、白髪のバカデカい男性に腕を捕まれ連行されたあなた。
「ま、すみません、あの硝子。…」
「え〜…ま、いいや硝子〜」
「んだよ五…あなたと五条だなんて珍し。」
「今からコイツと帰ろうと思ったけど硝子じゃないとヤダヤダ言うからついてこい。」
「子供かよ。まいいけどさ…」
「私も居るよ。」
後ろからヒョコ、っと出てきた夏油。
「うわ。」
「うわってなんだい硝子。」
「そのまんまの意味だよ、行くぞ」
「腕離して…。」
「腕離せとは言った癖になんでお前ら手繋いでんだ。」
「だって俺ら付き合」
「ってないよ違うよ硝子私には他の人がいて違うよ五条さんじゃないよ」
「全力否定されてるじゃあないか。かわいそ、悟。」
「頭お花畑すぎて勝手に付き合ってることにしたのかよ。」
「え〜、クラスの女共はこう言うと大体照れるのに、なにこいつ。」
「え、すみませんあのええ…?」
「謝んなよ、付き合ってんだよ。」
「まあそうだね。」
「…まじで付き合ってんの?」
「ちが」
「んだよ、疑ってんのか〜?」
「人狼ゲームみたいだね、これだと。」
「かなり疑ってる。有り得ないしな」
「証拠見せてやんよ。」
「まあ、おなしゃす。」
五条は立ち止まり、腰を落としあなたにキスをする。
「ほらよ。」
「…………。」
「外でイチャイチャするんじゃないよ悟。他の人見てるよ、主に君のファンが。」
「まじで付き合ってんだな、疑ってごめん」
「いやちがうって………」
その場で顔を覆い、座り込むあなた。
「キスしただけじゃねーか。そんなんでくたばってたら夜死ぬぞお前。」
「ここで言うなよ気持ち悪い。」
「そうだよ悟。」
「いや…もう先に行ってていいよ」
「んあー、置いてくか。」
「私は一緒に待ってるぞ。お前らクズと違ってな」
「私までクズ扱いかい…??」
「んだよ。間違ってたか?」
「間違ってねーな。」
「かなり間違ってる。カーネーションと薔薇並に」
「意味わかんねー例えすんなやめろ。」
「傑語彙力無さすぎ、国語いくつ?」
「4」
「ひぇ〜い俺の勝ちィ!!5です〜。」
「また5かよ五条。五条だけにオール5ってか。」
「まあ俺天才なんで。」
「ちょっなんで黙んだよ」












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!