謙杜side
バレないように
頑張ってきたつもりやったけど
僕らの関係は、周知の事実やったらしい…
何気にショック…(。-_-。)
なんか、みっちー
嬉しそうやねんけど…(。-_-。)
あ、もう隠さんでええからか…
大橋くんって、ほんま大橋くんやな…
何を堂々と言うとんねん💦
あほかー💦
いや、納得せんといて////
なにをガッカリしてんねん…
ゆっくり息を吐き出して
心を落ち着ける
みっちーは、まだ酔っ払ってるから
あまり深刻に捉えてないんかもしれんけど
僕としては、メンバーにだけとは言え
公になってしまったことに
多少の不安を感じていて…
平常心を心がけて話し始めたけど
言葉を紡いでいるうちに、少し声が震えた
ぎゅっ
みっちーは、すごい勢いで
僕を抱きしめた
公になったとは言え
みんなの前で抱きしめられるのは
さすがに恥ずかしい////
一気に酔いが覚めたみたいで
みっちーは、不安そうにメンバーを見渡した
みんなの言葉に、安心して
ちょっと泣きそうになった
…ほんとに、よかった////
オープンになった恋人が
いつまで経っても離してくれないので
そっと耳元で囁いた
めっちゃ叫ぶやん…
僕が小声で言った意味って…
今年も、お疲れ様でした
来年も、よろしくお願いします
お決まり…やけど、大切な挨拶を交わして
それぞれの帰路についた
タクシーに乗り込み
後部座席で、またこっそり手を繋ぐ
不安そうな表情すら愛おしい
酔いはすっかり覚めたみたいで
僕の隣にいるのは
心配性ないつものみっちーやった
2人の未来まで包み込んでくれる
みっちーの言葉が嬉しくて
耳元に近づいて、囁いた
早く青に変われ、と
子供のように願う姿が
可愛くてしかたがなかった
終













編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。