第27話

  𝐒𝐓𝐎𝐑𝐘 . 𝟐𝟔  
2,330
2025/05/23 08:00 更新





  « 泡雲 あなた side



  前髪を切りすぎてから数週間後の放課後 。


  私は今、伊波くんに呼び出されて

  誰もいない空き教室に来ています 。


  泡雲 あなた  
 あ、伊波くん 。 用事ってなーに 

  伊波 ライ
 んー、特にないけど 

  泡雲 あなた  
 あれれ 

  伊波 ライ
 強いて言うなら前髪伸ばし続けてた 
 理由が気になるとか、 
  伊波 ライ
 やだったらいいんだけど 

  泡雲 あなた  
 あーー、別に嫌じゃないし話す? 

  伊波 ライ
 えまじでいいの? 

  泡雲 あなた  
 そんな面白い話じゃないけどね〜 


  そうして私がまだ誰にも言ってなかった

  前髪を伸ばし続けてた理由を伊波くんに

  話し始めた 。



   ───



  それは私が小学生二年生になった時の話 。


  まだ前髪は目より上で視界が

  明るかった 。


  当時の普段通り過ごしていたある日

  とある男の子に言われた言葉が頭に響いた 。


  𝐌𝐎𝐁
 おまえの目きらいなんだよ! 


  仲がいいと思っていた男の子に急に

  言われた " 嫌い " だったから、

  当時の私は酷く傷ついた 。


  𝐌𝐎𝐁
 まじでこっち見んな!/


  今はもう前髪が無いことに慣れたし

  私の目が嫌いとか言う人もいないし

  特に何も思ってないけど 。


  小二の私はそれが嫌で、トラウマで、

  人に目を見せることが怖くなって

  前髪を長くすることにした 。



   ───



  泡雲 あなた  
 てな感じなんだけど .. 

  伊波 ライ
 絶対それあなたのこと好きで 
 言っちゃったやつでしょ 

  泡雲 あなた  
 そうだったらいいなー( 笑

  伊波 ライ
 .. 俺マっジであなた可愛いと思ってて 
  伊波 ライ
 前髪切る前も友達から聞く限り 
 いい人そうで気になってて 

  泡雲 あなた  
 え?うん、 

  伊波 ライ
 そんなあなたが好きなんだけど .. 
  伊波 ライ
 付き合うのはまだ早いじゃん? 

  泡雲 あなた  
 まぁ出会って二週間とかか 

  伊波 ライ
 うーんそう、だから俺の事 
 意識してほしいなーって思って _ 

ㅤㅤㅤㅤㅤ
 その話ちょっとまったーー! 


  伊波くんが喋ろうとしたのを遮って

  元気な男子たちの声が聞こえると同時に

  空き教室に7人の男子が入ってきた 。





  𝐌𝐎𝐙𝐔𝐊𝐔
  𝐌𝐎𝐙𝐔𝐊𝐔
次回最終話です‼️‼️


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