※注意※
yg、kym、jrの3人が女の子で
SixTONES皆が大学生(20)設定です
人物像は以下の通りです
yg 可愛い
kym 美人
jr ギャル
js 陽キャ
sn 陽キャ
hk 陰キャ
yg side
今日は週末で天気にも恵まれたからソロキャンプに来てるよ
ここのキャンプ場は湖と川もあって昼間は宿泊するだけじゃなくて日帰りのデイキャンプに来る人たちやレジャーとしてBBQをする人たちも結構居るんだよね
私もデイキャンプ時代から何度もお世話になってるの
少し前までは未成年だったから親から泊まりでのキャンプは許してもらえなくてずっとデイキャンプだったんだよね…
デイキャンプも癒されるし楽しいから好きなんだけど
子供の頃家族で行ったキャンプが忘れられないくらいワクワクドキドキして
外で食べるご飯も特別な感じがしていつもより美味しく感じたし
特に夜見たお星さまが綺麗で寝られない!って思うくらいだったの!
まぁ、子供だったからその後いつの間にか寝落ちしてて気付いたら朝だったんだけど…///
まぁ、そんなこんなで20歳にもなって泊まりでのキャンプの許可が出てから愛車で相棒のバイクで今日は3回目のソロキャンプ!
両親はスマホの電源は必ず入れておきなさい!って言うけど私は誰にも邪魔されずに1人でのんびりキャンプしたいから
実はこの教えだけは守ってなくて家族で作ったグループLINEに寝る前だけ電源を入れておやすみなさいってスタンプを送ってる
多分バレたら怒られるけど前回までの2回は設営とかご飯の準備がまだ慣れてなくて気付かなかったって言ったら信じてくれたよ
今は丁度お昼時で遠くからも美味しそうな匂いがするのってやっぱり良いよね
そんな私も今お昼ご飯を準備中
今日のお昼はまだ食材を切ったりするのはハードルが高いから既製品のパイシートとベーコン、ポテトサラダでパイを作るよ
因みに夜はポテトサラダの残りと焼き鳥にするんだ♪
火は最初に起こしてテントの設営も終わってるからあとはホットサンドメーカーに材料を挟んで焼くだけ
この焚き火の音と炎の動きに癒される~
香ばしい匂いがして来たからそろそろ完成かな?
そっと中を覗くと良い焼き色!うん!完璧じゃない!?日頃からママの料理手伝ってて良かった~って思う
熱々を噛るとベーコンの塩気が絶妙!パンじゃなくてパイっていうのもまたバターのコクがあって最高!
なんだけど今日は少し離れた所に居る5~6人の大学生かな?同じくらいの年代の男の人たちが午前中からお酒飲んで酔っ払っててちょっとうるさい…
私の癒しのソロキャンプを邪魔しないでよね…
そんなこと思ってたら酔っ払った2人がこっちに近付いて来る
私は静かな所が好きだから私のテントの近くには何もないのにな…って考えながら目を合わさない様にパイを食べてたら声掛けられた…ダルっ…
男1「お姉さん1人?可愛いねー!」
男2「本当だ!可愛いー!目大きいねー!1人じゃ寂しいじゃん!俺たちと一緒にBBQしようよ!」
こういう時はどうしたら良いか分からないけど相手にしたらダメな気がするから無視するけど酔っ払いのメンタル恐るべし…
男1「あれ?無視?それとも恥ずかしいの?可愛いー!」
男2「喋れなくなるタイプ?一緒にお酒飲もうよ!てかそれ美味しそうだね!あっちで俺たちにも作り方教えてよ!」
私一言も喋ってないのに2人の口は止まらない
しつこくてうるさくて食欲が失せて折角上手く作れたパイをお皿に置いて
熱々を美味しく食べる為に文句を言おうと思ったら
男1「やっと一緒に来てくれる気になった?」
男2「そうそう!それ置いといてあっち行こ!」
言いながらいきなり手首を掴まれてびっくりして小さなキャンプチェアから後ろのテントの方にしりもちをつく様に倒れ込んだら
私の手首を掴んだ男がニヤニヤして
男2「なに?誘ってんの?嬉しー♪」
男1「ハハッ!俺も混ぜてよ~♪」
「……やっ…!」
ヤバい……ヤバい!ヤバい!ヤバい!
焦って頭の中はぐちゃぐちゃで纏まらないしパニックで声が上手く出ない…
掴まれてる手首を押し返してみてもやっぱり男と女じゃ力の差が有り過ぎる
その間にも男はどんどん身体をこっちに倒して来て
体勢も上から押さえ付けられてめちゃくちゃ不利
今更後悔しても遅いのかも知れないけど
あぁ…こんなことならパパとママの言うことちゃんと聞いてスマホの電源入れておけば良かった…
一瞬後悔するのに気を取られてたら信じられないことに男が身体を触ろうと服の裾を捲って来た
「……っ!!」
kym side
今日は大学の友達たちとBBQに来てるんだよね
この施設結構広くてキャンプも出来るみたい
初心者にも優しくバンガローってのもあるんだってさ
あと私たちが今回借りた道具や設備が整ったBBQが出来るスペースの他に自分たちで設営してBBQも出来るみたい
まぁ、この話は全部慎太郎からの受け売りなんだけどね
私アウトドアとか経験なくて初めてだけどお肉は好きだから安易にOKしたけど失敗だったかも…
火の付け方も分からないし包丁も使い方が変なのか樹と慎太郎に何回も危ないって言われて最後には樹に
あとはやるから出来たら呼ぶねって言われちゃったわ…
ジェシーが気を遣って写真撮って来る?って言ってくれたからそれに甘えて
今は皆の邪魔しない様に趣味のカメラを持って散策中
元々写真は撮りたかったんだけどね…
ちょっと複雑だけど良い写真撮って皆に見せてあげよ
施設の中はやっぱり自然が豊かで街中によく居るカラスやスズメ、鳩じゃない鳥にも出会えたり
普段ならただの草木でも本や映画から飛び出して来たみたいに見えてアングルに迷うくらい
夢中になってたら結構歩いてたのか設備のないBBQ場やキャンプエリアまで来てたみたい
いつの間にか人が少くなってたけど人が少ない方がカメラに集中出来るし元々写真撮るなら1人が良かったから気にせずファインダーを覗く
ファインダー越しにテントが見えたと思ったら不自然な動きをする2人の男とその下で踠く女の子!?
緊急事態だと判断して急いでスマホの1番上に名前のあった樹に電話を掛けながら戻る
幸い直ぐ出てくれたから樹の返事を待たないで
「樹!今すぐ慎太郎とジェシーと来て!!」
樹『えっ…きょもどうしたの?お肉もう焼けるよ?』
「今そんなこと言ってる場合じゃない!女の子が男2人に襲われてる!助けなきゃ!」
樹『マジ!?きょも今どこ!』
「キャンプ出来るエリア!私も今戻ってるから早く!」
樹『分かった!ジェシー!慎太郎!緊急事態!一緒に来て!』
事態をまだ把握出来てない2人の声がスマホの向こうから聞こえるけどきっと樹が引っ張って来てくれるはず
通話を切って来た道を戻るのに自分の足がこんなに遅いことにイライラしたの初めて
やっぱり私が樹たちの場所に戻る前に前から3人が来てくれて説明する前に
慎太郎「樹からなんとなく聞いたよ!場所教えて!」
慎太郎に言われてまた戻りながら
「はぁ…はぁ…ここ真っ直ぐでカーキ色のテント!」
最低限の情報を伝えると慎太郎とジェシーは私と樹より先を走り出した
樹「きょも!アタシたちも行こ!」
「うん!」
樹が手を繋いでくれて引っ張ってくれたからまた走ることが出来て目的のテントが見えた
私たちの先を走るジェシーたちに力の限り叫ぶ
「あのテント!!早く!!」
yg side
怖くなって身体を強張らせても無遠慮な手が服の中に入って来ようとしたその時
誰かの叫ぶ声が聞こえて男が一瞬止まったと思ったら
慎太郎「おい」
ジェシー「手離せよ」
また男の人が増えて絶望してると
私の上に居た2人が後から来た2人にいつの間にか締め上げられてた
身体は軽くなったけど動けずにいると
大我「大丈夫!?怪我してない!?」
樹「怖かったね、もう大丈夫だからね」
女の子が声を掛けてくれた
ショックで声の出ない私を起して手を握って背中を擦ってもらってると
「っ…ぐすっ…ぐすっ……ぅ゛~~~っ」
安心したのか自分でも分からないけど勝手に涙が出て来て止めようと思っても全然止まらなくて息も上手く出来ないで居たら
1人の女の子が抱きしめてくれた
もう1人の女の子も私が落ち着くまで隣に居てくれた
やっと涙が落ち着いた頃
思い出したくもないけどいつの間にか男の人たちは居なくなってて
助けてくれた男の人2人が少し離れた所からこっちを伺ってた
大我「心配しなくて良いからね。ちょっとは落ち着いた?」
「ぐすっ…うん…あっ…ごめ…なさぃ…」
大我「気にしなくて大丈夫だよ?もしかして1人なの?」
コクりと頷くとびっくりされて今日はもう帰ることを勧められた
私もこのままキャンプを続けるメンタルはなくて素直にキャンプ道具を片付け様としたけど手が震えちゃって片付けも出来ないで居たら
慎太郎「俺たちが片付け手伝うよ」
ジェシー「じゃあ俺焚き火の方片付けるね」
男の人たちが手伝ってくれて
あと手も震えちゃってるし直ぐには帰れないだろうからと自分たちの借りたBBQ場で暫く一緒に居ようと提案してくれた
折角作ったパイは残念だけどゴミ袋に入れてリュックへ
他の荷物は有りがたく持って頂いてBBQ場まで移動
その道中に名前を教えて貰った
色白の美人さんが京本大我さんで
細身のギャルさんが田中樹さん
高身長ハーフさんがルイス・ジェシーさん
小麦色の肌にガタいが良いのが森本慎太郎さん
大我「私が大我であの子が樹、ハーフがジェシーで声デカいのが慎太郎ね?覚えた?ねぇ、名前教えてよ」
「あっ…はい…髙地優です…」
樹「へー!優ちゃん?可愛い名前だね!」
「あっありがとぉ…」
慎太郎「あっ!そうだ!俺らBBQやってたんだけど食べてく?」
「いゃ…あんまりお腹空いてないんで…大丈夫です…」
大我「食べたくなったら食べてね?多めに持って来たから」
「はい…」
樹「ねぇ、優ちゃんっていくつ?アタシたち20歳なんだけど10代とか?」
「えっ…同い年だ…」
ジェシー「えー!マジ?高校生かと思った!」
大我、慎太郎「「それな!!」」
樹「マジ?めっちゃ可愛くない?目デカくてキュルキュルだし、なに?カラコンしてる?マツエクしてる?」
「いや…どっちもしてないですけど…」
樹「はっ!アタシカラコンもマツエクもしてるのに…ナチュラルでこれとかズルい~」
ジェシー「俺は樹も目デカいと思うけどね?」
樹「知ってる!アタシ基は良いのよ!でも眉毛も薄いじゃん?睫毛何しても育たないんだよね…だから優ちゃんの睫毛羨まし~!」
慎太郎「睫毛の話はよく分かんないけど肉焼けたよー?」
大我「待ってました!いただきまーす!」
ジェシー、樹「「いただきまーす!」」
BBQを食べながらも私と話をしてくれて優しい人たちで良かった
これなら帰りも大丈夫かも…って思ってたら
大我「そういえばさ優はここまで何で来たの?車?送り?」
「あっ!えっとバイクで来たの…」
「「「「バイク!?」」」」
なんか凄いびっくりされた
ジェシー「こんなCuteな子がバイク乗ってるの!?」
樹「ギャップ有り過ぎでしょ…」
大我「マジか…」
慎太郎「カッコいい…」
でも愛車が褒められてる気がしてたら
大我ちゃんがハッとした様に
大我「今日は誰かに迎えに来てもらいな?動揺したままバイクは危ないよ!ちょっとスマホ貸して!」
リュックから出したスマホを奪われたと思ったら電源入ってないことを怒られた…
パパとママ以外に怒られると思ってなかったこら油断してた
大我「なんで電源入ってないの!困った時直ぐ連絡出来ないでしょ!」
「うっ…ごめんなさい…」
大我「ねぇ、この松村北斗って彼氏?」
LINEのトーク画面の1番上の名前を指して聞かれたから
「北斗は幼馴染みだよ?」
って答えたらよしっ!とか言って北斗に何かメッセージを送りだした
焦って色々な言ってみたけど大我ちゃんにフル無視された…
北斗が来るまでスマホは没収とか言われたけど助けてもらった手前強くも言えず大人しくするしかなかったよね
大我ちゃんたちのBBQが終わって片付けた頃に慌てた北斗が到着
北斗「髙地!髙地!大丈夫なの!?怪我はしてないんでしょうね!?」
「北斗…」
昔から知ってる北斗を見た瞬間
なんか分かんないけどまた安心して涙が出て来ちゃった
恥ずかしくて顔を見られたくなくて北斗に抱きつく
「…っ!ぐすっ…ほくとぉ…」
北斗「っ!…よしよし、もう大丈夫よ?一緒に帰ろうね?皆さん本当にありがとうございました」
うんって頷きかけた所で愛車の存在を思い出して
「でも…私のバイク…置いてけないよ…北斗運転出来る?」
北斗「えっ!俺バイクは原付しか無理よ!?車の運転も自信ないのに…」
「えっ…どうしよ…パパ来れないかな?」
北斗「お父さん今出張中でしょ?」
「あー…そうだ…どうしよう北斗!あの子置いて帰れない!」
北斗「あっ…あの子って…」
焦ってたら慎太郎くんが神様みたいなことを言ってくれた
慎太郎「あのさ、俺で良かったら乗って行こうか?」
「えっ!ホントに!?良いの!?ありがとう!」
大我ちゃんたちも一緒に家まで来てくれることになって慎太郎くんを愛車のある場所まで案内
慎太郎くんもバイクに乗るみたいだけど種類とメーカーが違ったから一通り扱い方を説明しておく
慎太郎「俺メット入るかな?フルは絶対入んないよ!優ちゃんめっちゃ顔ちっさいじゃん!」
北斗「車に俺のヘルメットありますよ!取って来ますね!一応持って来て良かったぁ」
北斗は私がゴネて最悪車は置いてバイクで一緒に帰って後日車だけ取りに来ても良いように考えてくれてたみたい
やっぱり北斗は頼りになるなぁ
その後慎太郎くんに愛車をお願いして北斗の先導する車を追いかけてもらって家を目指す
因みに大我ちゃんたちの乗って来た車は樹ちゃんが運転出来るって聞いて安心
無事に家に辿り着いて大我ちゃんたちに改めてお礼を伝える
「今日は本当にありがとうございました。なんてお礼を言ったら良いか…」
北斗「俺からも危ない所を本当にありがとうございます」
慎太郎「まぁ、困ったらお互い様だしね!」
ジェシー「そーそー!気にしないでゆっくり休んでね!」
樹「きょも今日はマジでナイスだったよ」
大我「料理出来ないことに感謝する日が来るとはね…じゃあ私たち帰るね」
「あっ!大我ちゃんお礼したいから連絡先…!」
大我「優が無事なだけで十分だよ。本当は名乗るほどでもないしね、じゃあね」
無理を言っちゃダメだと思って帰って行く大我ちゃんたちを見送ることしか出来なかった
暫くして車も見えなくなった頃
北斗「家入ろ?今日お母さんも居ないでしょ?俺夕飯作るからキャンプ道具片付けなよ、お風呂も入っちゃいな?」
「北斗ありがと」
今日は天気も良くて良い日になると思ったけど結果は散々だったなぁ
大我ちゃんたちに会えたのは良かったけど…
ちゃんとお礼したかったな…違うことを考えてても慣れた手は道具を決まった場所に片付ける
パイの入ったゴミ袋がかさりと音を立てて今日のことが現実だと事実を突きつけて来るから
北斗に甘えてお風呂も先に入っていつもより時間を掛けて身体を洗ったのは仕方ないよね
kym side
優の家からの帰り道ジェシーが我慢出来ない!って感じで話し掛けて来た
ジェシー「ねぇ大我?優ちゃんの連絡先本当に聞かなくて良かったの?」
樹「可愛かったから次のキャンプとか心配だしね」
慎太郎「てか普通に仲良く慣れそうだったよね!」
樹「慎太郎は同じ趣味があったから特にね!」
3人が好き勝手話してたけど私が反応しないから不思議そうにしてる
ふふ…さぁ!ここでサプライズだよ!
ジェシー「大我?」
「んふふ…実は優の連絡先知ってる」
樹「えっ!?どゆこと?」
「私が優のスマホで幼馴染みに連絡したじゃん?その時こっそりLINE交換したの。優はまだ私のアイコン増えてるの気付いてないと思うけど」
ジェシー「なぁんだよぉ!それ!」
樹「きょもヤバっ!名乗るほどのことじゃないとか言ってたのに!」
ジェシー「AHAHA!そうじゃん!」
「何日かしたらメッセージ送ろうと思ってる」
慎太郎「女の子って凄いね」
樹「こんなことするのきょもだけだよ」
慎太郎、ジェシー「「確かに!!」」
yg side
あれから数日したけどあの日のことは北斗にお願いしてパパとママには内緒にしてもらってる
心配してキャンプ禁止になるのはどうしても嫌だったからね
行っても暫くはデイキャンプになると思うけど…
大学へは元々電車で通ってたけど最近はバイクで通ってるし人混みを避けて生活してる
今日もバイクで帰宅して大学が同じ北斗と一緒に北斗の部屋で課題をする
1人だとサボっちゃうから北斗が居ると丁度良く集中出来て早く終わるんだよね
それは北斗も同じみたい
いつもと同じ様に課題をしようと思った時LINEの通知を知らせる音
家族LINEかと思ったら
大我『やっほー!大我だよ!優元気にしてる?』
あの時助けてくれた大我ちゃんからで、びっくりして直ぐに北斗を呼ぶ
「北斗!北斗!大我ちゃんからだ!」
北斗「え?なに友達?」
「違うよ!キャンプ場で助けてくれた大我ちゃん!」
北斗「あっ!俺に連絡して来てくれた子か!」
「そぉ!その子!連絡先聞けなかったからびっくりなんだけど!」
北斗「あの子こっそり髙地のLINEゲットしてたのね」
「なんで言ってくれなかったんだろ?」
北斗「なんでだろうね?返事返してあげたら?」
「あっ!そうだね…」
『元気だよ!この前はありがとうね!大我ちゃんも皆も元気?』
大我『気にしないでって言ったじゃん!皆元気だよ!』
そこから少し近況報告しあって
やっぱりお礼したいなぁって思ってたら口から出てたみたい
北斗「ご飯でも誘ってみれば?」
「えっ!行きたい!誘ってみる!」
「やった!ご飯行ってくれるって!」
北斗「良かったじゃないの」
喜んでたら大我ちゃんから追いLINEが来た
「あっ…でも北斗も来るならだって」
北斗「え?俺も?」
「うん、なんか慎太郎くんとジェシーくんも北斗と仲良くなりたいんだって」
北斗「えー…もうそれ強制じゃない…でもまぁ髙地居るなら行くよ」
「やったぁ!北斗はいつが大丈夫?」
北斗「ちょっと待ちなさいよって確認しなくても実家住みの俺たちは週末ならいつでも大丈夫だよね」
「そうだね笑じゃあ大我ちゃんと決めちゃうね」
いつでも大丈夫なことを伝えると次の週の週末土曜日11時に決まった
お店は大我ちゃんが行きたいお店があるらしくそこにすることになってお店の場所と名前を教えて貰って
じゃあまたお店でねと大我ちゃんとのLINEが終わった
「北斗どうしよ?会うことないと思ってたからもう楽しみ!」
北斗「そぉね、またちゃんとお礼出来そうで良かったね」
「うん!早く課題終わらせてお礼何にするか考えないと!」
てことで過去最速で課題終わらせて北斗とお礼を何にするかの会議を始める
「ねぇ北斗?手作りのお菓子ってどぉ?」
北斗「いいじゃない、俺毎年バレンタイン貰うけどいつも旨いし。普段の何でもない時に作るお菓子も旨いよ」
「そぉ?てか普段作ってるお菓子なんで北斗が食べてるの?」
北斗「うぇ?だって髙地のお母さんが優が作ったから食べて~ってうちの母親とお喋りする時持って来てたんだよ」
「そぉなんだ…知らなかった…なんか恥ずかしい…でも全部美味しかった?失敗したやつもあったと思うんだけど…」
北斗「美味しかったよ?失敗ってちょっと焼き過ぎたとかでしょ?俺は香ばしいからコーヒーに合って美味しかったけど?」
「本当に本当?喜んでくれるかな?」
北斗「大丈夫よ!味は俺が保証するって」
「そぉかな?じゃあお菓子作ってみる!」
お礼が決まって今週は材料の確保と試作をすることにして
週末作った試作を北斗に食べてもらって上々な評価を受けるとちょっと安心
それから1週間は長いと思ってたけどあっという間
今日は大我ちゃんたちに会える日
前日にお菓子の生地は作ったから今焼いてるところ
ラッピングはゴミがたくさん出ると良くなからシンプルにして小さめの紙袋に入れようと思ってるよ!
ラッピングが終わったら私も着替えないと!いつものアメカジだとラフ過ぎてお礼の服装じゃないから今日はワンピースにしよ!
楽しみな時ってなんで時間が早く過ぎるんだろ?
着替えてお菓子の準備が終わった頃にはもうすぐ家を出ないといけない時間
北斗と合流して目的のお店に向けていざ出発
北斗「あら、珍しい」
歩きながらぽつりとこぼした言葉が私の服装を指してるのが直ぐに分かって
「やっぱり変かな?似合わないよね…?ワンピースなんて…」
北斗「あっ…いや!誤解しないで!普段の髙地も勿論似合ってるんだけど、その普段よりもっと可愛いくお洒落してたからって意味で決して似合わないとかじゃないからね!むしろもっとそういう可愛い洋服も普段から取り入れても良いんじゃないかと俺は思うよ!」
なんか早口で言われたけど似合ってないことはないみたいでちょっと安心
まだ焦って喋ってる北斗には適当にスルーしておいて最寄駅に着いて久しぶりの電車に乗る
乗ってから思ったけどたくさんの人が自分と同じ空間に居ることが久しぶりで嫌な記憶がフラッシュバックしてちょっと息苦しくなって来た
そのせいで手も震えて来た気がする
さっきと態度の違う私に気付いたのか
北斗「髙地、俺が居るから大丈夫よ?無理そうだったら降りてタクシーで行っても良いからね?」
北斗が電車以外の移動手段を提案してくれたけど
北斗が一緒なら大丈夫な気がして来て何度か深呼吸すると息苦しさがいつの間にかどこかに行ってた
「大丈夫…北斗が一緒だから大丈夫だよ」
北斗「そぉ?お店のある駅まで本当にもうすぐだからね?ドアの方おいで」
「うん、ありがと」
電車に乗る時先に乗せてくれてそのまま動けないで居たから助かった…
他の乗客から距離を取れるように腕で囲んでくれたけどこれってドラマとかでよくある「壁ドン」ってやつ?
北斗は確かにイケメンだけど素を知ってる私は失礼だけど似合わないって思っちゃう
そんなこと考えてたら面白くなって来て思わず笑っちゃった
「ふふ…」
北斗「どうしたの?」
「んーん、北斗のお陰で本当に大丈夫になったよ、ありがとね」
北斗「そ?役に立てたなら良かった、じゃあ行こっか」
いつの間にか目的の駅に着いてて
何を思ったのか北斗が手を繋いで来た
北斗「子供の頃よくこうして手繋いだよね」
どうしたの?なんで?って思ったけど私も懐かしい思い出が蘇って
「そうだね懐かしい」
それだけ返して繋いだ手はそのままにはぐれないように歩いた
kym side
待ち合わせのお店の前で優たちを待ってるんだけど男2人が煩くて樹に怒られてる
最終的にいつもジェシーの樹怒ってる?に樹が怒ってないよ!これはそぉゆーやつ!って返すのが定番
いつもの流れが終わった頃に駅の方から優たちが来たのが見えたけど2人が手を繋いでる
慎太郎「あっ!来た!おーい!」
樹「あれ?あの2人手繋いでるじゃん!」
ジェシー「ホントだ!カップルだったのかな?」
優「大我ちゃん!皆さんお久しぶりです!この前は本当にありがとうございました」
「良いんだってそんなの当たり前のことしだけだしね。てか2人って幼馴染みって言ってたけど付き合ってるの?」
優「えぇ?付き合ってないよ?」
樹「でも手繋いでるじゃん!」
優「あっ…忘れてた…小さい頃よくやってて違和感なかったのかな?」
北斗「なんで疑問系?でもそぉね俺も違和感ないわ」
樹「全然答えになってないんだけどなに?天然?」
慎太郎「まあまあ取り敢えずお店入ろうよ」
ジェシー「Yeah!ここ美味しいよ~」
お店に入ってやっと手を離した2人
私の優センサーがあの時みたいに発動したから何があったか
テーブルの向かいに居る幼馴染みに然り気無くスマホのメモ帳で事情聴取
優にはメニューを見せながらパスタが美味しいことを教えてあげる
幼馴染みの回答はやっぱり私の予想通り電車の中で急に不安になったみたい
それで手を繋いでた訳ね点と点が繋がったわ
スマホのメモ帳で帰りと普段もしっかりボディーガードと送り迎えする様に念押ししとく
幼馴染みは何回も頷いてたから理解してくれたみたい
優「私ジェノベーゼにしようかな?」
樹「いいねアタシ和風パスタで」
慎太郎「俺ボロネーゼかなぁ」
ジェシー「俺カルボナーラ!」
「私ボンゴレね」
北斗「じゃあ俺ペペロンチーノで」
注文を済ませて優がそういえば!と紙袋を出して
優「これ!良かったらお礼にお菓子作ったから食べて…口に合うか分かんないけど…」
手渡してくれた紙袋が中を覗くといろんな形と種類のクッキーが綺麗にラッピングされて入ってた
ジェシー「えっ!これ優ちゃんが作ったの!?めっちゃ美味しそう!!」
慎太郎「スゲー!スゲー!お店出来るよ!」
樹「本当だ!売り物みたいにきれ~!」
「食べるの勿体ないくらいだね!ありがと」
北斗「俺試作食べましたけど美味しかったですよ」
優「あっ!北斗そんなこと言わなくて良いよ!」
樹「優アタシたちの為に練習までしてくれたの?かぁいぃ♡」
優「あぁ…恥ずかしぃ…」
そこに丁度料理が届いて一旦食事をしながらいろんなことを話した
優と幼馴染みの北斗は家が隣で小さい頃から大学まで同じで私たちと大学は違うけど近いことが分かったし
年も皆同じ20歳で敬語もなくなって仲良くなるには時間は掛からなかった
北斗だけは私のこと少し苦手みたいだけど
最初に優のことで強く接したことが良くなかったのかな?
でも優が北斗は最初人見知りするけど仲良くなればお喋りでいろいろ話してくれるよってこっそり教えてくれた
料理も食べ終わってずっと居るのも良くないから6人でその辺をぶらぶらすることに
お会計を優が払おうとしてたけどクッキー貰ったし元々自分たちで払う予定だったから優の気持ちだけ頂くことにして近くの大きな公園を散歩
少し歩いた所で6人で連絡先を交換して何かの縁だし6人で居ると今まで出会った人たちとは違って凄く居心地が良かった
それを感じてるのは他の5人も一緒だったみたい
いつもしっかり者の樹なんか北斗のことは適当に扱うのに優には凄い甘えるしからかいもする、めっちゃ触るし
ジェシーと慎太郎もいつも他の人と居ると空気読むことが多いのに優の作ったクッキーが食べたくて今食べて良い?おねがい!おねがい!って全力で甘えてた
でもお店だったから外出たらねってやんわり断られてお店だよって教えられてた
私も普段は素を出すことなく傍観することが多いけど優には気を遣うことなくてお店でも隣だったからおしぼり貰ったりお水入れて貰ったり甘えちゃったしお世話してもらったよ
北斗は人見知りらしいけど優が珍しいって言うくらいには喋ってたみたい
そんなこんなでたくさん喋って帰る頃には皆で
「6人でだよなぁ~」って謎の言葉が出来てて、でもそれがぴったりなんだよね
帰り優には北斗に送ってもらってね?って言ったけど
北斗にはその後優のことちゃんとしっかり家まで送りなさいよ?分かってる?って確認したら
お店の中で事情聴取した時みたいにめっちゃ狼狽えてて笑った
end
またいつかのその後
ジェシーと優の付き合った報告で
私たちの優を独り占めするなんて!許さない!って私と樹と北斗が荒れたのはまた別のお話












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!