
みんな!

夏だから怪談しよう!

解散!

僕は野菜の世話がある…

えー!しようよ怪談!

最近は暑いしな!

マーヴィカがキィニチに避けられてて笑った

炎神様の髪の毛は暑いんだ

この夏は近づかれたくない

(´・ω・`)ショボンヌ

良いからしようよ!

ねぇ、通知がウルサイんだけド

同感だトレーニング中だと気が散る

怪談かぁ
私怖い話はちょっと…

私も苦手だなぁ

じゃあ怖い人たち家においでよ!

みんな集まったら怖く無いでしょ?

うん…分かった

お母さんと一緒に行くね!

私もすぐ行く!

じゃあ僕はキィニチの家に行く

じゃあ俺もキィニチの家に行く

なぜ俺の家なんだ…

俺の家は森の中で人も居ないぞ

大体怖く無いようにしたいなら集落にあるイファの家の方がいいだろう

イファの家までキィニチが来てくれるならイファの家にしよう

だからなぜ俺なんだ

強いから

幽霊にも素手で行きそうだから

キィニチのイメージはどうなっているんだ…

もうみんなうちの家着いちゃったよ〜!

はぁ…すぐ行く

よしゃ

オロルンはもう着いてるからキィニチが来るまで少しだけ待ってくれ

ムアラニの所には誰が来ているんだ?

カチーナちゃんとヴァレサちゃんと私だけです!

まっタクみんな怪談バナしなんテ信じてるノ?

キィニチも着いたよ!

じゃあ始めるか

さっさと話そ

お題は無いから好きに話して!
最近起こった事でも都市伝説でも何でも!

でも普通に話すのもあれだからみんなが怖いって思った話が勝ちにしよう!

勝ったら何かあるのか?

うーんじゃあ勝ったら何でも買ってあげるよ!

よ,よーし頑張ろー!

じゃあ私から話していい?!

私はねー3日前くらいに外で遊んでたんだー!

そしたらいつの間にか夜になってて

ちゃんと暗くなる前に帰った方がいいぞ

暗い中俺を外出させたお前が言うか?

ムアラニは成人してるがキィニチは未成年だぞ?

ごめんキィニチ…

良いから話続けよ

暗くなったから早く帰ろーって思ってたの

そしたら戦争で亡くなった人の墓地の近くを通ったの

墓地か…定番だな

それでそれで?

それで何だか石を削っているような音が聞こえたの

ヒィ…!

その墓地に背の高い男の人が居たの

少し古めの懸木の民の服を着てた

古めの服を着ている奴なんて俺が知っている奴でもそう居ないぞ

まさか本当に幽霊か?

そんなワケないデショきっと別のナニカよ

私気になっちゃって近づいてみたの

どうして命の危険もあるかもしれないのに近づくんだ…

イアンサも何があるか分からない所の突っ込んで行くだろ?

そこら辺の敵なら良いが幽霊に物理攻撃は流石に無理だろ

とりあえずムアラニ続けてくれ

はい!

それでそれでよーくその人を見てみたの!

そしたら足元にあった枝がパキッって折れて気づかれちゃったんだ

え、それ大丈夫なの?

何があったか今から話すよ!

それで振り返ってきたの!

でも見てる余裕無くて一目散に逃げた

でもすぐ肩を掴まれたんだ!

それで…どうしたんだ?

振り返るとそこには…

大きな石を持ったリックさんが居たの!

リックはまた夜に出歩いているノ?

えっ!?よくある事なの?

割とそこら辺でぶらぶらしてるぞ

とにかく幽霊じゃ無くて良かった〜

じゃあ今度は僕が話そう

体験した事でも都市伝説でも無くて夢なんだ

夢も体験の内ではないか?

わ、私もそう思う

そうか?じゃあ続きだ

僕は夢の中でイファとキィニチと知らない子供達と遊んでたんだ

この前も同じ夢見てなかったか?

いや、今回は少し違うんだ

突然キィニチが大剣を振り回し始めて追いかけて来たんだ!

夢の中の俺は頭がおかしいのか?

マァ夢ってナンデモありだしネ

それで?

最初にキィニチの近くに居た子供が殺されたんだ

その後も次々とキィニチに追いつかれた子供が殺される

最後にイファと僕だけ残った

だいぶ残酷な夢だな

そしてイファも死んでしまう

残ってしまった僕は隠れてやり過ごそうとした

でも見つかってしまったんだ

そしてもはや人ですらない影のような異形のナニかに僕は捕まってしまった

そして僕の首に刃を当てられて…

と言う所で目が覚めた

だいぶ酷い悪夢だな

今度夢見が良くなるお香でもあげるワ

じゃあ私も今度瑞稀連れて来る!

ありがとうばあちゃん、ムアラニ

じゃあ今度は俺だ

キィニチはどんな話だろうか

そんなに期待はするな

まず俺が戦争が終わった後、遺体の身元調査の仕事をして居たのは知っているか?

うんマーヴィカから聞いた

私は聞いて無いな〜

まぁ身元調査をしている時だった

集落より少し離れた所に3人家族が住んでいた家があったんだ

俺はそこを調べに行った

中には三人の遺体

残念ながらクローゼットに隠れようとして居たと見られる子供すら亡くなっていた

それは悲しいね…

俺は次々と部屋の中を探り始めた

その時ある部屋に入った

母親だと見られる人が亡くなっていた部屋だ

その部屋だけは何故か辺りよりも温度が低く不気味な場所だった

俺は母親の遺体を片付けようと触れる直前

『俺の妻に触れるな』

と低い声で耳元に言われた

ひぇ…

それは中々…

ゾッとするね

そのまま調査は続けたのか?

いえ、流石に驚いて一度離れました

結局遺体はどうしたんだ?

首を絞められている様な苦しさはあったが何とか回収した

後で、家に来て、診てあげるかラ

怖い…

もう結構遅い時間になっちゃったね

まだ3人しか話せて無いが

最後うちが話すね

ウチはいつも通りに依頼を受けて武器を作ろうとしてたの

そんで材料無くなっちゃってさ

欲しいものあったし自分で取りに行ってたの

材料集めに夢中になってたら夜で暗い中歩いてたんだけど

後ろから足音が聞こえて来るの

それは…中々怖いな

後ろ振り返っても誰も居ないし隠れられる場所もない

でもうちが歩き始めるとまた足音がする

しかもこだまの子に近づくにつれて足音が早くなるの

うわぁ…

こだまこ子まであとちょっとって時に急に走っている様な音になったの

うちは驚いて必死に家に向かった

家に入って鍵閉めて

一安心って時に

ドンドンドンと強くドアを叩く音がした

ひぃ〜

でも耳を塞いだら何も聞こえなくてそんで安心して寝落ちたみたいで朝になった

でも話を色んなやつに聞いてもそんな人いなかったんだって

すごい怖い!

優勝候補だな

ミョウね今度調べさせてくれなイ?

ありがとう

あ、ムアラニ一つ聞きたいことがあるんだ

なーに?

ムアラニの話は3日前の事だよな?

うん、そうだよ!

それは何時位だった?

えーと7、8時くらいだったかな?

…

どうしたんだキィニチ

3日前のその時間リックは俺とリックの家に居たぞ?
…は?

急にガチホラー

ドッペルゲンガーってやつか?

普通に怖い

…ねぇキィニチ

どうした?

本当にその時間リックといたノ?

あぁ、間違いなく居た

私、3日前の本屋でリックを見たんだけド…
………は?
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編集部コメント
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