第15話

第十四話
322
2026/01/23 09:00 更新
___そう君が悪いんだよ
僕だけを見ててよ…
#少女レイ #歌ってみた
#グリム #死ネタ注意
エース
エース
…え??
エース
エース
ウソだろ、三本目もあんの…?
デュース
デュース
死ぬしか無いか…
デュースが再生ボタンを押した。



監督生が立っている。
絶望しきった表情で。
目の前には踏切。何をしようと
しているかは明らかだった。
そんな彼女に、グリムが
手を差し伸べる。
グリム
グリム
『本能が狂い始める
追い詰められたハツカネズミ』
グリム
グリム
『今、絶望の淵に立って
踏切へと飛び出した』
エペル
エペル
じ、自殺なんてダメだよ、
あなたの下の名前(カタカナ推奨)クン…!!
グリム
グリム
『そう 君は友達 僕の手を掴めよ』
グリム
グリム
『そう 君は独りさ
居場所なんて無いだろ』
セベク
セベク
そうだ、早くグリムの手を
掴め、人間!!
グリム
グリム
『二人きり この儘 愛し合えるさ_』
ケイト
ケイト
…愛す、って……
グリム
グリム
『繰り返す』
グリム
グリム
『フラッシュバック・
蝉の声・二度とは帰らぬ君』
グリム
グリム
『永遠に千切れてく
お揃いのキーホルダー』
よく見ると、監督生の
体は白く透けていた。
そう、まるで…
フロイド
フロイド
ゴーストみたいじゃん、
そんなのさぁ!!
グリム
グリム
『夏が消し去った 白い肌の少女に』
グリム
グリム
『哀しい程
とり憑かれて仕舞いたい』
ジェイド
ジェイド
…監督生さんはもう、
この世にはいないのですか?
デュース
デュース
っじゃあ、今迄
見てきたアイツは…
NRCは無事死亡した。
MVは無情にも流れていく。
次に映ったのは教室。
監督生が虐められていた。
グリム
グリム
『本性が暴れ始める
九月のスタート 告げるチャイム』
グリム
グリム
『次の標的に置かれた花瓶
仕掛けたのは僕だった』
オルト
オルト
え、虐めの犯人が、
グリムさんっ!?
ジャック
ジャック
そんなの、ありえないだろ…!
グリム
グリム
『そう 君が悪いんだよ
僕だけを見ててよ』
グリム
グリム
『そう 君の苦しみ
助けが欲しいだろ』
ルーク
ルーク
歪んだアイ、だね…
グリム
グリム
『溺れてく其の手に
そっと口吻をした_』
カリム
カリム
キスしてないで
早く助けろよ!!
正論である。
グリム
グリム
『薄笑いの獣たち
その心晴れるまで』
グリム
グリム
『爪を突き立てる
不揃いのスカート』
トレイ
トレイ
やめてあげろよ…
可哀想だろ…!!
グリム
グリム
『夏の静寂を切り裂くような悲鳴が』
グリム
グリム
『谺する教室の窓には青空』
監督生の痛々しい悲鳴。
マレウス
マレウス
っ、人の子!!!
グリム
グリム
『「君はともだち」』
グリム
グリム
『そう 君は友達 僕の手を掴めよ』
グリム
グリム
『そう 君が居なくちゃ
居場所なんて無いんだよ』
ジャミル
ジャミル
確かにその通りだ。
…でも!!
グリム
グリム
『透き通った世界で 愛し合えたら_』
ラギー
ラギー
愛し合うも何も、死んだら
終わりじゃないッスか!
グリム
グリム
『繰り返す』
グリム
グリム
『フラッシュバック・
蝉の声・二度とは帰らぬ君』
グリム
グリム
『永遠に千切れてく
お揃いのキーホルダー』
シルバー
シルバー
…監督生は、もう二度と
帰ってこないのか?
グリム
グリム
『夏が消し去った 白い肌の少女に』
グリム
グリム
『哀しい程
とり憑かれて仕舞いたい』
レオナ
レオナ
アイツはそんな事されたって、
迷惑なだけだろ…
グリム
グリム
『透明な君は 僕を指差してた_』
リリア
リリア
…手遅れ、なのか?
グリム
グリム
『Ah,la-la,la-la
La-la-la-la,la-la-la-la,ah,ah!』
そして、映像はプツリと切れた。
エースがはっと何かを思い出した様に、
口を開いた。
エース
エース
…少し前、監督生に対しての
虐めが起こってた
エース
エース
裏口入学だの、
魔法が使えない無能だの…
デュース
デュース
…あったな、それ
エース
エース
オレとデュースが何とかして
止めたんだけどさ、
エース
エース
あの後、監督生の姿って
みんな見た…?
デュース
デュース
…僕は見てない
オルト
オルト
僕もだよ
ジャック
ジャック
俺もだ
セベク
セベク
僕も見ていない!!
エペル
エペル
僕も見てない、かな…
エース
エース
…つまり
1年生たちは、
オンボロ寮に向かって駆け出した。

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