前の話
一覧へ
次の話

第3話

221
2025/03/24 21:00 更新

あなたの下の名前side




朝、いつものように目を覚まして上体を起こした



整頓された1人で生活するには少し寂しい

長屋の隅をぼーっとしばらく見つめて


またしばらくしてから立ち上がる、これが朝のルーティーンだ




続いて、戸を開けて縁側に出る 



暖かい空気に包まれながら目を細めて空を見つめていると


少し遠くからは一年生たちのはしゃぎ声が聞こえてきた
あなた
(今日も賑やかになりそう…。)
 
あなた
…………さて、私も準備しないと。
そう考えて部屋に入ろうとしたそのとき





   

        ……けて~~

あなた
……ん…?

どこからか声が聞こえた気がした




          …た…けて~~…


あなた

やっぱり気のせいではなさそう

そう離れてはない……下の方から聞こえてくる…

あなた
(…この声の主は……)




  

   ザッザッ




草履を履いて声のする方へ向かう






    ザッザッ ザッザッ

あなた
……、これって………、



目の前にあるのは大きな穴


そして驚きつつも屈んで中を覗いてみると…



















あなた
…ぇ、タカ丸さん……?




斉藤タカ丸
たすけて~~(泣)



タカ丸さんを発見しました




プリ小説オーディオドラマ