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第34話

𝐒𝐭𝐨𝐫𝐲 , 32
301
2026/02/16 23:53 更新





ただでさえ寒い気温が


さらに2、3度下がった気がした




あなた
なんか、間違ってるような気がして、ごめん
相澤消太
、1つずつ、整理しようか





せんせは私の手を握る




相澤消太
まず、不安に思ったことを教えてくれないか
あなた
沢山あるけど、1つ目は、壊理
あなた
いつもお昼はどうしてか居ないの





手が震える




あなた
聞いても、何も教えてくれない、
相澤消太
それが1つ目か、1度深呼吸しよう





いつの間にか早くなっていた呼吸を整えると



オーバーサイズを着た時のようにゆるりと落ち着いた




あなた
うん、2つ目は、お母さん、
あなた
私が外に出る時、嫌に不安そうな気がして
あなた
秘密が全部バレてる気がして、
相澤消太
2つ目な、母親は難しいよな、





せんせはどこかにメモを取ってた




あなた
3つ目は、お父さん、何も言わないの
あなた
私が何かをしてても何も言わない、





ライターに火が灯って、空気が暖色に染まる




相澤消太
父親の話はあまり聞かないな、
相澤消太
面談も母親だしな





それを言われて、あ、と思い出す




あなた
中学の時はいつもお父さんだった
あなた
お母さんは初めに一度だけ





絡まった糸の内部が見えてきた気がする




相澤消太
それは少し不自然だな、そうか、
相澤消太
他には?
あなた
あとは、あまり関係ないんだけど、柚乃先生
あなた
歳がいくつなのか分からなくて
相澤消太
それは俺も気になったな





煙草に火をつける、煙が上がる




相澤消太
いつの間に、





先生の手には空箱のみが残った




あなた
前にもあったね、こんなこと
相澤消太
3度目は許さないからな





ようやく、気分が落ち着いてきた、




あなた
ねえ、いつ捜査は終わるの?
相澤消太
それが、まだ始まっていないんだ





え?




相澤消太
会議が開かれるんだが、来るか?
あなた
っ行く、!
相澤消太
わかった、が、これは仕事だからな





私情は挟まない、分かってる




あなた
ありがと、また連絡して





1度も動いてないメッセージ欄を確認して



そう声をかけて私は公園を出た




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