ーーー会議当日
ノックをして俺たちは社長室に入った
みんなからの視線が痛いな…
俺が下を向いているとPDニムが話し始めた
PDニムが話し終わるとみんなの表情は様々だった
びっくりして口が開いたままだったり
不満そうに顔を顰めていたり
不安げに怯えた表情をしていたり…
決定事項とは言え、いきなりこんな事言われてすぐに納得する方が難しいだろう
さすがは次男だな。
頭から反対せず、理解する姿勢をとった上で弟たちを守ろうとしている。
それはもちろん僕も同じなんだけど…
リーダーである以上メンバーだけの事を考えるわけには行かない。
組織としてスタッフたちも含めて考えなくては行けない。
こういう時リノが先陣を切ってくれるのは本当にありがたいな
リノとスンミナが思っていた事を話した
その間にもフィリックスやイェナは時折震えて怖がるような様子を見せていた
隣のヒョンジナやビンが背中をさすりながら話を聞いていたようだ
俺は社長室を出た。
みんな突然の報告にまだ頭が追いつかないのだろう。
誰も何も話さなかった
俺がそう声をかけると静かに頷き、みんなで宿舎に帰った












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!