第4話

大丈夫なはずだったの
11
2026/06/07 05:38 更新
〜みあ Side〜

















コポリ、コポリ。









泡が弾ける音がする。
































みんなは、夢の事をしっかり夢だと理解して見たことはある?







難しい言葉でいうと、明晰夢って言うらしいんだ。
























私は、夢に入ることが、眠くなる合図がある。





















それが、水の音と、何かの鼓動。

















コポリ、コポリ、ドクン、ドクン。




















体が、疲れて眠い時。






















なぜだか寝る前に涙が溢れてしまった時。




































そして、明日なんて来ないでほしいと願う時。























決まって、私の頭の奥で音がする。
































そして。
りん
……あ!みあ!
みあ
っ!?








目を開くと、目の前に見慣れた子達がいた。
みあ
……りん、れお…
れお
大丈夫か?
みあ
……だいじょうぶ!











ニコっと笑うが、りんもれおも険しい顔をしていた。

























あー…これは…ごまかせないな。









そう自覚した瞬間、喉が引きつったような音を立てた。













息がだんだんとしづらくなる。
みあ
……ッヒュ、ッヒュー、
れお
………いいから、大丈夫だから








背中をそっと擦ってくれる暖かい手。
りん
い、いま!おいしいもの、
甘い物!持ってくるからぁ!
りん
泣かないでぇ…みあぁ!(泣)









変なの、泣いてるのはりんのほうじゃん。









そう言いたいのに、言葉が出てこなかった。












その代わり出てくるのは、嗚咽ばかり。
みあ
……だいじょうぶ、じゃない…(泣)
れお
…、うん、
りん
みあ…





























一度認めてしまえば、もう戻れない。
みあ
う、うぁぁぁぁ(泣)!!












































コポリ、コポリ。




























また、水の音が増える。

プリ小説オーディオドラマ