今日は私と彼で2人っきり。
彼は執事。
私はお嬢様。
なのに…ある時必ず立場は逆転する。
…少しドSな彼。
ドSになり始めるのは私と彼しかいないとき。
だから今、彼にとって1番ドSになりやすいとき。
…逆にデレ期?
何かいい事でもあったのかな?
やばい…見破られてるかも。
彼は私の右手首を掴み、滅多に人が出入りしない部屋へ。
ードンッー
どんどん彼が近づいてくるのが目をつぶっていてもわかる。
…あれ?
寸前まで来てるはず…なのに…
私が目を開けると、侑李は私から離れてゆく。
すっとぼける彼。
私がしてほしいのを知ってるくせに。
彼は、朝まで愛し続けてくれました。
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。