第6話

🖤
639
2023/05/09 12:27



you
you
もう着いちゃった …


あれから私はシウおんにとは

別れて一人で宿舎へと帰っていた


you
you
ただいま …


自分の家でもあるっていうのに

何回この扉を開けても私の声は小さいまま

あと 、 何回こんな風に辛い思いを

泣きそうな思いを

寂しい思いを

一人で抱えればいいんだろう …


you
you
今日 、 だれもいないんだった


私は昨日聞いた話を今思い出した

本人達からではなく盗み聞きのような感じだが

スリラチャの皆は事務所へ

ピリおっぱとリノおっぱは

ここら辺にある猫カフェを巡るらしくて

ヒョンジニおっぱは美術館に行って夜まで帰らない

そしてスンミニおっぱとイエニおっぱは

二人で服を買いにショッピングをしてるらしい


you
you
ってことは夜まで一人か


正直一人でいれるのは嬉しい

皆に気を配らずにいれて気が楽だからだ


you
you
お菓子作っちゃお


最近作ることのなかったお菓子を作りに

靴を脱いで向かおうとした時

郵便受けに何かが入る音がした


最近ネットで頼んだものがあるから

それなのかなと思い私は家を出て郵便受けを覗いた


you
you
スンミニおっぱ宛だ …


見たらいけない事なんて分かってるし

スンミニおっぱに怒られるのも分かってたけど

どうしてか嫌な予感を感じてしまい

封筒を開けてしまった





you
you
これは …


封筒の中には切り刻まれたメンバーの写真

そしてスンミニおっぱへ向けた悪口がたくさん書いていた


you
you
ま 、 まさか … !



スンミンおっぱ宛ての封筒を自分の鞄に入れて

私は急いでおっぱの部屋へ向かった







you
you
絶対にあるはず
他の手紙が


そう思って私はスンミンおっぱが 

さっきの封筒の様なものを隠しそうなとこを探した


封筒に書いてあった文章的に

今までにも送られてきてるはず


you
you
絶対にあるはずなのに


絶対にあるはずなのに

どこを探しても見当たらない


you
you
やっぱり捨てちゃったのかな …
でも取っておきたくないよね
そんなもの


そう思って探したところを片付けようとした時

ベッドの下に何かがあったのを見つけた


you
you
やっぱりあった


見つけたものを取り出して蓋を開けてみると

溢れそうなぐらいに入っていた封筒たち

内容もさっきみたいなのばかりだった



you
you
っ …


封筒の内容はどれも見てて辛くなるものばかりで

酷すぎるものだった


おっぱ 、 辛かったよね …









私は封筒の中身を全て写真に納めて

部屋を元通りにしてから

自分の部屋へ戻った







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