私は、
マスクを外したリオラを瞬きもせず見つめる。
マスクってこんなに顔を隠してくれるんだ……
マスクのせいで分からなかった、!
リオラさんが!?
うそ……何で…!?
そんな事ある!?!?
だって…
私が恋した、
本人なんだから。
私は混乱して言葉が出なくなってしまった。
ずっと会いたかった、、
初恋の相手、
あぁ………どうしよう…
目もクリッとしてて、二重もパッチリしてて……
唇も鼻筋も綺麗で……
あっ、やば……、
もう、いいや。
そう思われるのも無理はない。
もう私の心は燃えてるから。
私とリオラさんの間に火花が走った気がした。
すると、
リオラさんの後ろから走ってくる人の姿が。
リオラさんは一度、私に背を向けて、
マスクをし、
ふり返った。
そのニヤリとした笑顔に、鳥肌が立った。














編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!