第79話

貴方は俺の中毒者Ⅲ
2,434
2023/05/13 06:33 更新
リアム視点
あいつが俺の事を救ってくれた
昔の俺とはまるで別人みたいだ
あの時はまるで……




 



言われたとおりに動くだけの、情なんて無い…


























""機械人形ロボットみたいな人間""だった














ー○○年前ー
「おい!早くやれよ!」
「そうよ、早く私達のために働きなさいよ」
『申し訳ございません』
全ての家事を俺に押し付けて、自分達は毎日遊びまくる
そんな家庭環境だった
父親の仕事が上手く行ってからこうなった気がする
そのときに得た金で1日中いない、たまに帰ってきては俺への罵声や愚痴……俺を軽蔑視するかのような視線
「チッ……お前はなんのためにいる?」
『ッ……お父さんとお母さんの役に立つため…』
心の中では1ミリも思ってない
けど、こうするしか生活できなかった
ー○年後ー
『じゃあ、俺は出て行く』
「は!?おい!待て!」
「待ちなさいよ!少し冷たくしたからって何よ!?」
こいつらには本当に呆れた
前はここから出られない事を良い事に散々喚いてたくせに……そもそも出て行く、なんて思っていなかったのかもしれないが
遊べなくなるのが嫌なのか?金なんて有限なのにな
「ま、待ってよ…!お願いだから…!」
「今まで悪かった、だから…な?」
『そうか』
今度は俺が軽蔑の視線を向けて、この牢屋を出た







 







俺は冷たいと言われた
言われた事も完璧にこなす、だけど冷たくて情がない……と
これは父親譲りなのだろう、口調が似ていた
子は親を真似る…とはこの事だろう




だが…














俺は…こんな風になりたくなかった
親みたいに…なりたくなかった
こんな冷たく、情の無い人間とは別の人になりたかった


だが、人の根本に根付いた性格は……


















もう、""変えられなかった""
しかし……










ぺいんと
ぺいんと
看守ー?
ぺいんと
ぺいんと
リアム看守!!
ぺいんと
ぺいんと
リアムさ〜ん
俺の名前を呼びながら、笑顔で優しく話し掛けてくれる
明るくてやんちゃなその宝石を宿す笑顔に……





















俺は変われたんだ飾られたんだ





濁った、不透明な硝子ガラス
どうやったって澄みきった、透明な硝子ガラスになんて到底なれない
それでも……
宝石のように美しい輝きを放つ貴方といると…


俺も少しは透き通る硝子ガラス程度にはなれた気がした



























全ては例えでしかなくとも…
貴方のは…
宝石のように輝き、金で飾り立てられた儚く美しい
俺は…
濁りくすんだ、汚れた硝子ガラスのような
それでも、貴方のような存在といれば……
引き立て役だとしても、多少磨けばくすみや濁りは貴方の光を反射して…穏やかに"美しくなれる"





そんな風に俺は変われた、俺を変えてくれた貴方を助けたい
今度は俺が貴方を"救う番"になりたい











でも、貴方はここから消えてしまいたい…らしい
俺が救う前に……否、今俺が救えるんだ
貴方の役に立てる……だから全力を尽くして守る








それが、俺にとっての"幸せの形"だから



前のような輝きは消えた宝石
でも、その暗闇でさえ…飲み込まれそうな美しさがある
だから……今のままでいてほしい
このまま変わらずにいてほしい、貴方はどんな姿でも美しい宝石な事に変わりないから


もう…見たくないんだ…お願いだから…



























あんな、""悲劇を…起こさないために""



















ー???ー
ポタッ…ポタッ…
雨の中にぽつんと1人突っ立っていた
幸い、小雨なためにあまり濡れている様子は無かったが…目元には大粒の涙があった
彼は大丈夫だろうか?こんな冷える夜に1人…
しかも泣いている、流石にほっておける理由がなかった
ただ、今のこれは現実だろうか?ふわふわとした浮遊感や、空中からみるような三人称視点…
違和感を感じながらも彼に近づいた
リアム
リアム
ぺい…んとッ…!
俺…がいる…?どういうことだ?
しかし、やはりよく考えれば…違和感しかなかった
なぜここにいるのか、どうして視界がぼやけているのか、記憶が曖昧なのか……
だが……今、理解した気がする
目の前にいる…自分自身を見て…
爆風にあたったかのような衝撃とともに……
目の前の自分の記憶が流れ込んで来た






ぺいんとが死んだ、それを救えなかった
気が付いたのは朝方で、そのときにはもう遅かった
俺達が着いた頃にはもうぺいんとはこの世を去っていた、残されたのは意識のない…ただの亡骸だけ…
俺はどうすることもできなかった…という後悔しか心には無かった
……俺はそれを受け入れられなかった
はっきり言ってしまえば…これはなんなんだ?
現実ではない、だからといって俺が幽霊になったわけでもない…
記憶から察するに…これは未来…?
だが、この感覚だとまるで夢みたいだ
これは…正夢なのか?正夢だとしたら…この後にぺいんとは…
……これが逆夢であると願いたい、死ぬ事に対しての逆夢はまた違う気もするがな
警告夢……として捉えておこう
まだぺいんとが死ぬとは限らない…よな?
記憶の中で、ぺいんとがこの家を出たと思われる日付となった
最近は少し様子が可笑しい気もするが、そこまで大した事ではないだろう
その日は何も疑わずに、少しの不安感を捨てて眠りについた





朝、ぺいんとがいなかった
皆が驚きや心配で埋もれていた
俺は1人、絶望しかなかった
流石にあいつらはぺいんとが死ぬなんて思わないだろう、だが…これまでずっと記憶通りに物事が進んで来た
ぺいんとが家から出ていった事だって……
きっとあれは警告夢に違いない、だが俺はそれを無下にした
……結末を知っているならば、助けに行こう
まだきっと間に合う……何処に向かったかは分かっているんだ…
曖昧な記憶の中を探して、夢と同じ場所に向かって行った














その御蔭でぺいんとは生きている
だが、それが幸せとは限らない
今のような、とろけた貴方ならば……きっと大丈夫だろう
だから戻ってほしくないんだ
またあの悲劇を……現実で目の当たりにしたくはない
これは全て俺の我儘……
我儘だって事に蓋をして、ぺいんとの為…という体にしているだけ
そんなのは分かってる
だからこそ、"今のぺいんと"を幸せにする














 
これは………




























"本当の幸せ"を作ってあげれなかった…




""俺への罰なんだ""
 








※2416文字
リーア
リーア
終わりです!
めっちゃ眠いです…ネムイ(´・ωゞ)
リーア
リーア
あ、寝ぼけてるので誤字とか矛盾あればコメントで教えて欲しいです…!
リーア
リーア
それと!!!
リーア
リーア
フォロセします(((((
リーア
リーア
元々はフォロバ100%だったんですけど、だんだんフォローしてくださる人が多くなったので……尊敬様や親友は外しませんけどね
リーア
リーア
ですが、リーアにフォローされていたい!って人がいるかもしれません
りあみたいな人にフォローされてたいって人がいてほしい…ですけど、とにかくアンケートで決めます!

アンケート

フォロセしていいですか?
まだ駄目!
38%
いいよ〜
38%
フォローされてたい…※1
23%
投票数: 375票
※1
しても良いという方が多く、フォローされていたいという人がいればコメントください
把握できれば外しません
(1度外したとしてもまたフォローします)
そして、友達や尊敬は勿論の事外さないので御安心を(?)
リーア
リーア
それと遅れてごめんなさい!
リーア
リーア
しかも何回も同じような文に中途半端な区切り……

アンケート

中途半端ですか?
中途半端!Ⅳ求む
36%
大丈夫だよ〜!ちゃんと寝て〜
64%
投票数: 422票
リーア
リーア
ちなみに本当に眠気がやばいので多分この後寝ます、もしくは白昼夢見てますね(((((
リーア
リーア
あ、それでは!またお会いしましょー!


ー次回小説ー
投稿日:5/11(木)
※間に合う確率0.001%
投稿時間:20:00
※間に合う確率0.0001%
題名:アンケート次第です
ストーリー紹介
多分次はステクロ…です!そしてリアぺい書いてるうちにストーリー忘れました(((((
作者から一言
え〜…アンケートお願いします!
そしておやすみなさい〜💤

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