「あのさ、ピーさんだよね?」
「もしかしてプリ小説やってる??」
「プリ小説知ってる??」
「顔とそのいれいすの缶バッジのついたリュック見れば分かったんだぁ〜♪」
「あのさ、いきなりなんだけど、プリ小説でクロチていうアカウントで【小説名×3】投稿してる…??」
「実は、どっかの小説で投稿した実写の写真と姿が似てて洋服も同じだから…」
「ほっんとに!!!プリ小説やってなかったり、ご本人じゃなかったらホントごめんねっ!?!?」
「改めてお聞きしますが、クロチ様ですかね✨??」
✨✨
「えぇ!?!?嘘っ!?!?本物っ!?!?絵が上手い人だっ!!」
「めっちゃ、主様の書く小説好きでログインしてないんですけどめっちゃファンなんですよっ!!」
「えぇー、めっちゃ初期の頃から好きで、ピーピーもみてました…」
「でも、めっちゃ面白かったですよ??」
「あの、よかったら私のiPadに適当にイラスト描いてくれません???アイコンにしたくて…」
3分ないちゃん
「ありがとうございますっ!!できたらLINE交換しません??明日もここの見学来るんで…」
とまー、こんなのを15分やってました。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!