私、高校二年生のぐ腐ぐ腐女子☆一人称がたまに「僕」になったりするタイプの痛い腐女子☆
最近はF/ACEという顔面国宝の集まりのアイドルグループを推している。腐女子の拙者には単推しができず、箱推しなのだ。その結果、グッズはメンバー全員が出るまで買うというとんでもない金の使い方をしていて、金欠である☆
そんな金欠な僕はバイトを始めることにしたのだ。実にめでたいことである(?)。時給もいいし、私は家事ができるため、ハウスキーパーの仕事を始めた。
今日はバイト初日!お客様情報を確認するが…
ん???
「福原多聞 様」
見間違いだろうと、何度も角度を変えたりして見てみたが、どう見ても推しと同姓同名。
いやいや、そんなまさか、な。
恐る恐る指定された部屋のインターホンを鳴らす。
鍵が開いていたため、部屋に入ってみるが、やけに湿度が高い気がする…。
少し部屋の中を覗いてみると、"多聞くん(?)"がいた。
?!
まじもんの多聞くん!?なんか陰のオーラ纏ってるけど?!いつものあのキラキラセクシー&ワイルドは見当たらないけど…え、疲れてるのかな…?
本当に多聞くんなの?!「見る美容液」と名高い多聞くんが!
…ここで妄想がよぎる
いつもはキラキラな多聞くんだが、裏はジメジメ陰キャ。それを桜利くんだけが知っていて、それを知っても尚、多聞くんのことが好きだった。多聞くんのメンタルケアを桜利くんは懸命にやっており、それによって多聞くんがどんどん桜利くんに依存していって、そのまま共依存…
我ながら良い妄想だ。桜利くんにも裏があったりね。それだったらもっと妄想が膨らむ。ぐ腐腐…
(私のことを「綺麗な人」と言われたことは、耳には入っていない)
私が急に食い気味に話しかけたことで、多聞くんはびくっと肩を震わせる。
私が思わず「多聞くん」と呼んでしまったことで彼が顔をあげる。初めて目が合った。
その時、彼が私の顔を見て少し顔を赤らめた気がするが、気のせいだろう。絶対気のせい。
しかし、せっかく顔を上げたのにまた顔を伏せてしまった。
怒りで距離を詰める。丸く縮こまってる多聞くんを見下ろす形になった。
そこで言葉が途切れた。何か言いたそうに口を開閉させている。やがて、諦めたようにまた俯いてぼそりと呟かれた。
その呟きが聞こえた。はっきりではないが、私の耳に残った。
僕的には多桜なんだけど、誰かの地雷踏んでたらすまそ。でも、俺は譲らねぇ!固定思想が通るぜ!
こっちで皆に愛されたいと思うんで、「幼馴染みのあいつが気に入らない!」では桜利×夢主だけで行こうと思いやす~!
ということで僕の作品では恒例のアンケート!↓
アンケート
カプ戦争
多桜?
61%
桜多?
39%
投票数: 109票
それでは、また会う日まで🌌













編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!