どこまで来たんやろ
それくらい走っていた気がする
らんらん達は無事かな、、、、
すちくんと戦ってるのかな
なんで、、、、みんなで争わなきゃいけへんの?
つい前まで楽しく過ごしていたのに
過去に戻って、すちくん助けて、、、、
記憶を取り戻すって決めたのに
なんも進展してないやん、、、、
ダメだ、、、、泣いちゃダメだ
俺が、みんなを救うんだ、、、、!!!
俺はそう決心して母さんに立ち向かおうとしたその時
どこから現れたのか大柄の男たちがぞろぞろと集まってきた
母さんにタメ口、、、、!?ということはこの人は大分、、、、いや、結構強いんじゃ、、、、
そう言われるのはわかってる
わかっているけど、、、、
やっぱり、悲しい
すると大男が俺を肩に担いだ
俺は必死に抵抗するも
軽く背中を叩かれただけで全身が痺れて身動きがとれなくなってしまう
もう、、、、痛いのは嫌だ、、、、
助けて、、、、みんな、、、、
助けて、、、、すちくん、、、、っ!
その時
俺を担いでいた大男が急に叫んで倒れた
俺はその拍子に空中に飛び出してしまう
あ、、、、、、、、やばい
そう思って目を閉じた
けどいつまで経っても痛みは来ない
俺は不思議に思ってうっすらと目を開く
そこに居たのは_________
すちくんが俺を抱えてくれていた
俺はすちくんの目線の先を追う
そこにはみんなが必死にこちらに向かって走ってきていた景色が見えた
俺はすちくんの悲しいような、悔しいような、そんな感情が入り交じった瞳を見つめる
すちくんは俺をおろして、抱きしめてくる
俺の腹の中が空洞になったように冷たい風が吹いたのがわかった
すちくんは俺の問いかけには答えず、ただ抱きしめる力を強くする
そして俺の耳元でこう言った
俺がすちくんの顔を見ようとしたら、いつの間にかすちくんは遠く離れたみんなのところにいた
俺は必死にみんなのところに走った
もしかして、、、、
最悪の想像が頭の中に浮かんでくる
嫌だ、!!!絶対に、、、、嫌だ!
俺は走った
みんなのところに
するとですちくんの声が耳に届いた
俺はすちくんに手を伸ばす
すぐそばに、あと30センチ
すると突然すちくんの体が光り、爆風とともに俺たちは遠くに飛ばされてしまった













編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!