第8話

主人との通信
13
2025/04/11 23:05 更新
???
…ご主人様。
フョードル・ドストエフスキー
フョードル・ドストエフスキー
どうしたのです?
急に通信をしてくるなど…
…目当ての彼は居ましたか?
???
はい。ミハイロヴィチ様。
ですが、他の方に
買われてしまいまして…
(と、言いながら紙袋を取った)
フョードル・ドストエフスキー
フョードル・ドストエフスキー
この前、天空カジノで
結構稼いだばかりじゃあ
ないですか。ねぇ?イヴさん。
イヴ
イヴ
…それもそうですね…
ですが、気になる方は居ました。
フョードル・ドストエフスキー
フョードル・ドストエフスキー
…?気になる方…ですか。
イヴ
イヴ
彼が買われた時、
ミハイロヴィチ様。貴方の、
チェスの御相手様が居ましたわ。
フョードル・ドストエフスキー
フョードル・ドストエフスキー
…太宰君が?
イヴ
イヴ
はい、私の目を見て、
大変吃驚していました。
フョードル・ドストエフスキー
フョードル・ドストエフスキー
…それはそうでしょうね。
貴方の目は…いえ、この事は、
いつか太宰君に話す事にしましょう。
イヴ
イヴ
…きっと、酷く動揺して
しまうでしょうね。
フョードル・ドストエフスキー
フョードル・ドストエフスキー
…あまり長く通信をしていると、
僕と貴方の関係がバレるのでは?
イヴ
イヴ
…確かにそうですけど…
きっと、大丈夫でしょう。
フョードル・ドストエフスキー
フョードル・ドストエフスキー
ですね。では、今から言う場所へ
向かってください。
ゴーゴリさんに迎えに行って
貰うように言っておきます。
…………嗚呼、そうそう。
目隠しはきちんとしてくださいね。
イヴ
イヴ
…はい、判っています。
全ては、ご主人様の為に。

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