もう倒れてる…!?
またロギーに先を越された…
でも…銃や刀で殺された形跡はない
なんか…疲れたみたいな?
パチンッ
いつの間にか俺らは白い空間に飛ばされた
周りにはいくつかの人形
上も下も周り全てが真っ白で狂いそう、
なんとも不気味な部屋だ
そこに現れたのは俺らの想像をはるかに上回るものだった
人形だ
俺らよりも高い、大体2mくらいの巨大な人形
それも自分で動く
なるほど…確かにこれは強いな
その子が指でさしたのは
先ほどまでなかったはずの黒いドアだった
さっきの騎士を殺したのはこの子か
鬼ごっこ…?
ただの鬼ごっこではないんだろうな…
まぁ、了承しなくても強制だろうし
ここから出してはもらえないんだろうけど
あの余裕そうな表情、
なんであそこまで…?
『ネネちゃん』と呼ばれた人形が猛スピードで近づいてくる
速すぎる
このままでは、俺らもいつか限界が来てしまうだろう
…それなら!
この魔法が人形に効くかどうか…
やばい…こっちに猛スピードで…
!
違う…今だ!
こっちへこい
こいつは一体だけなんだ
俺がドアと反対方向に行き、その間におらふくんが行けば…!
🔑)カキンッ
今…人形が人形の裏から生えて…!?
でも…さっきの話…
鍵が鍵穴に入らない…?
つまり…
いや違う、
考えろ、おんりー
考えろ…速星凛…!
紫苑はフェアに行くと言った
そんな奴が負け確ゲームなんてやるか…?
つまり…クリア可能
じゃあなんだ?
危ない…
考えながら逃げろ、
決めたんだろ?俺、
おらふくんを……弟を一生守り抜くって
陸斗と…一緒にこんな世界を変えるって
こんな序盤につまづいてたまるかよッ!
昔…MENとした会話
たわいもない会話みたいだけど
きっと今だ
今までの紫苑の発言を振り返れ…
そしたらきっと…!
これは最初のルール説明の時に言ってた言葉
ドア…?
あいつは一言も
『あそこにある黒いドア』
なんで言ってない!
つまり…
でも…
この真っ白な空間から白いドアを見つけるなんて不可能…
!ッ
ドアなら鍵穴もあるはず…
でも、この鍵の入れれるような怪しげなくぼみは
壁、天井、床のどこにもない
そもそも、そんなのあったら
2人とも気づかないはずがないんだ
つまり…
そして…この空間にはもう1つだけ
ドアがつけれる場所がある
それは…!
こいつはでかい分、回るのは遅い
俺がこのスピードで勢いよく回り込めば…
裏からこいつの分身が出てこなければ…
俺の予想が正しければ…
あった…!!!
🔑)ガチャ
これで…
…ここは…






















編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。