放課後の教室で、あなたの下の名前たちが書いているメモを、俺は一人で見ていた
【放課後カフェ☕】
▷りりむちゃん、あみゃみゃちゃん、星川の3人!
・恋バナ!
・あなたの下の名前照れすぎ
・彼氏の話で顔赤いです!
・ショウ君大事にしてくれてるよね〜
・お昼迎えに来てくれたの嬉しいって言ってた!甘すぎ!
俺の話してるのかな…
一旦返信すると、新しく更新のマークが出た
▷しあわせ
多分みんなと過ごしてるときのことを言っているんだろうが、上のメモを見た俺からしたら自分のとのことを言われている気がした
小柳くんと話をしていると、横からウェンがスマホを覗き込んでくる
小柳くんも言った通り、これは共有メモ。あなたの下の名前が書いたことも、俺が書いた惚気も、全部こいつらはもちろん、他の人も見ていると言うことだ
…………そう考えるとちょっと恥ずかしくなってきた
ウェンが言う
ウェンがスマホ触り始めたかと思うと、メモになにかが書きたされる
・彼氏ならちゃんと好きって言ってあげなよー
・言われてなかったら問題だけど言ってるなら書けるよな?
少しだけ迷ったが
・ちゃんと好きって言ってる?
↳言ってますよ。ちゃんと好きです
・あ!書いたよあなたの下の名前ちゃん!良かったね!ちゃんと好きだって!!
・めずらしー
少しだけ間を置いて考える
放課後の教室には笑い声が響いた
更新が遅くなっちゃってすみません!インフルエンザにかかってしまって…











編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。