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第28話

🧷
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2024/06/08 07:21 更新



百鬼夜行当日 東京都内







あなた
理性の欠片もないか。やはり、呪霊を強化しても無駄だな
NNM
NNM
そういった観察は全て片付けてからお願いします
あなた
安心しろ、ちゃんと殺してる


車道に溢れ出る呪霊に、片っ端から呪力を当てて殺す。







完成したばかりの、姿を変える呪具を使用している私は、全く別人の様相をしている。



15くらいの少年の姿をして、高専の制服を来ている。

携帯している呪具は、日本刀型のもので、私が呪力を流し込むには少々脆い。








この格好は、中々に動きやすくて気に入った。


普段とそこまで視線の位置も変わっておらず、顔にベールを付けるより幾分も戦いやすい。





NNM
NNM
……あちらに一級相当が出たようなので、少し外します
あなた
了解した




七海を行かせると、一帯の呪霊が一斉にこちらへ向かってきた。


あなた
寧ろ楽だな
 



ギリギリまで引き付け、纏まったところで呪力とともに剣を振り、一掃した。








残骸を眺めながら、刀を担ぐ。








向こうでは、五条が黒人の呪詛師の相手をしているが、呪具が厄介のようだ。


あなた
……手こずってるか
 


名は知らんが、たしか呪力を乱す呪具だったかな。









昔出会った呪詛師にそれを扱う奴が居たが、呪具を調べる前に、呪具もろとも自爆してしまった。











五条がどうするつもりか知らないが、そろそろ高専の方も危なそうだな。






あなた
あっちには夏油のみだといいな
 








結局気にしないことにした私は、呪霊狩りを再開したのだった。










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