第19話

布団の中で 「流花編」
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2020/05/19 02:45 更新
夜、私と椿つばきさんの部屋、512号室に

エクシストの、かぎさんが、泊まって
寝ていました。
羽柴 椿
羽柴 椿
スーースーーー
流花
流花
・・・
鍵 秀太郎
鍵 秀太郎
クーーークーー
流花
流花
・・・
そんなに広くない、この部屋で
3人は、ちょっと狭すぎる気がします。
なかなか、寝つけない私は、ゴロンと
寝返りをうつ。

しばらくして、また寝返りをうつが、
いっこうに眠れない・・・
鍵 秀太郎
鍵 秀太郎
スーー
流花
流花
かぎさん、ちょっとだけ
そっちの方に行ってもらいますね
私は、寝ている鍵さんを、グイッと
押して、自分の近くから離した。
流花
流花
よし・・・これで、少しは安心して
眠れますね・・・ふあ〜
流花
流花
もう・・・12時過ぎてますね
私は、そのまま深い眠りについた。
流花
流花
スーースーーー
ゴツ・・・ゴツ
流花
流花
スーーー
ゴロン・・・ドカっ
流花
流花
ん?なんですか〜
背中に、何かがぶつかってくる
椿さんですか?
目を、こすりながら、目を開けると
流花
流花
誰?
流花
流花
金髪・・・
流花
流花
わっ!か・・・鍵さん!?
すぐ目の前に、鍵さんの顔があった。

ビッ・・・ビックリした。
鍵 秀太郎
鍵 秀太郎
スーースーーー
流花
流花
わ、私の布団、引っ張らないでください
自分の布団の中に、いつのまにか
鍵さんが、入り込んできていた!
流花
流花
えいっ!!
布団を引っ張り、そのひょうしで
鍵さんが、壁の方にゴロゴロ転がって行った。
ゴツン!!
鍵 秀太郎
鍵 秀太郎
痛てっ・・・
鍵 秀太郎
鍵 秀太郎
う、さっ・・・寒い
布団から、追い出したせいで
鍵さんは、ガタガタと震えだした。

夜は、少し肌寒い。
流花
流花
もう、しょうがないですね・・・
寝相、悪すぎですよ?
私は、鍵さんに布団をかけて
あげた。
流花
流花
次は、私の布団に入らないでくださいね!
鍵 秀太郎
鍵 秀太郎
スーースーー
流花
流花
聞いてないですね・・・眠りが
深過ぎます!!
ガバッと、布団に入り丸まった私。

椿さん以外の人が、こんなに近くに

寝てるなんて・・・少しドキドキして

あせりながらも、目をつぶる。
流花
流花
でも、布団は貸しませんよ?
これは、私専用ですからっ!
そして、朝になった・・・
羽柴 椿
羽柴 椿
ん〜、おはよー
羽柴 椿
羽柴 椿
あっ?
流花
流花
ふあ〜、椿さん、おは・・・
羽柴 椿
羽柴 椿
・・・
流花
流花
・・・
椿さんと私は、一瞬固まり、2人
で、苦笑いをする。
なぜなら、鍵さんが、椿さんの
布団で一緒に寝ていたからだ・・・
羽柴 椿
羽柴 椿
まったく、コイツは・・・ 
なんなんだよ!
鍵 秀太郎
鍵 秀太郎
スーースーー
流花
流花
寝相悪すぎですよ?起きてください
鍵さん
私は、鍵さんを揺さぶってみたが、
起きる気配がない・・・どうすれば
羽柴 椿
羽柴 椿
スウッ・・・
羽柴 椿
羽柴 椿
おおお!ききき!ろおおおお!!!
鍵 秀太郎
鍵 秀太郎
うわああああっ!?
勢いよく、起き上がり、鍵さんが
椿さんに頭突きをしてしまった。

ゴツン!!
羽柴 椿
羽柴 椿
痛っ!
鍵 秀太郎
鍵 秀太郎
てえ〜〜
流花
流花
大丈夫ですか?椿さん、鍵さん
心配する私に、鍵さんが、はっ!と
私を見つめてきた・・・
鍵 秀太郎
鍵 秀太郎
ゆ・・・幽霊!!お前
流花
流花
は・・・はい?
鍵 秀太郎
鍵 秀太郎
今日こそ、成仏し・・・
そう言いかけて、ばあばさんが突然
現れ、鍵さんに膝蹴りをくらわせた!
鍵 秀太郎
鍵 秀太郎
ゴフォオオ!!
ばあば
ばあば
すきかってに、絵馬荘えまそう
うろつきおったガキめ・・・孫に
手出しは、させんぞ
流花
流花
ばあばさん!
羽柴 椿
羽柴 椿
ばあば!ナイス
鍵 秀太郎
鍵 秀太郎
・・・
すっかり、のびている鍵さんを
見つめながら、ばあばさんは、言った。
ばあば
ばあば
コイツ・・・誰じゃ?まったく
しかし、この絵馬荘に居座りたいなら
きっちり家賃はもらわないとのう
羽柴 椿
羽柴 椿
ばあば、こんな奴、いたら
あぶねぇって!
羽柴 椿
羽柴 椿
流花を、すぐに追い回すし
除霊させるとか言って、騒ぐし
ばあば
ばあば
まったく・・・アホな子じゃ
ばあばは、パンパンと、鍵さんの
頬をたたき、目を覚まさせる。
鍵 秀太郎
鍵 秀太郎
あっあれ?
ばあば
ばあば
いいか?小僧・・・ここに居たければ
わしの言うことを、守るのじゃぞ?
鍵 秀太郎
鍵 秀太郎
誰が、こんなボロ屋敷に!!
ばあば
ばあば
お前が、追いかけ回してる幽霊は
わしの孫じゃ・・・また、除霊なんか
しようとしたら・・・わかってるのう?
鍵 秀太郎
鍵 秀太郎
なななぁっ!
ばあば
ばあば
わかれば、よろしい。
この絵馬荘に住みたきゃ、聖水なんて
ふりまわざず、ちゃんと家賃払うんじゃよ?
鍵 秀太郎
鍵 秀太郎
家賃?
鍵 秀太郎
鍵 秀太郎
まあ、ばあさんが、どうしても
このエクシストの僕に、居て欲しいなら
住んでやってもいいぞ?
こうして、鍵さんは、ここからだと
学校が近いし、幽霊である私の見張りが

できるという理由で、この絵馬荘に
一緒に住むことになりました。

もちろん、部屋は、512号室では、なく
隣の隣の鍵なしの部屋です。

これから、絵馬荘は、少しにぎやかに
なると私は思い、少し嬉しく思いました。

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