夜、私と椿さんの部屋、512号室に
エクシストの、鍵さんが、泊まって
寝ていました。
そんなに広くない、この部屋で
3人は、ちょっと狭すぎる気がします。
なかなか、寝つけない私は、ゴロンと
寝返りをうつ。
しばらくして、また寝返りをうつが、
いっこうに眠れない・・・
私は、寝ている鍵さんを、グイッと
押して、自分の近くから離した。
私は、そのまま深い眠りについた。
ゴツ・・・ゴツ
ゴロン・・・ドカっ
背中に、何かがぶつかってくる
椿さんですか?
目を、こすりながら、目を開けると
すぐ目の前に、鍵さんの顔があった。
ビッ・・・ビックリした。
自分の布団の中に、いつのまにか
鍵さんが、入り込んできていた!
布団を引っ張り、そのひょうしで
鍵さんが、壁の方にゴロゴロ転がって行った。
ゴツン!!
布団から、追い出したせいで
鍵さんは、ガタガタと震えだした。
夜は、少し肌寒い。
私は、鍵さんに布団をかけて
あげた。
ガバッと、布団に入り丸まった私。
椿さん以外の人が、こんなに近くに
寝てるなんて・・・少しドキドキして
あせりながらも、目をつぶる。
そして、朝になった・・・
椿さんと私は、一瞬固まり、2人
で、苦笑いをする。
なぜなら、鍵さんが、椿さんの
布団で一緒に寝ていたからだ・・・
私は、鍵さんを揺さぶってみたが、
起きる気配がない・・・どうすれば
勢いよく、起き上がり、鍵さんが
椿さんに頭突きをしてしまった。
ゴツン!!
心配する私に、鍵さんが、はっ!と
私を見つめてきた・・・
そう言いかけて、ばあばさんが突然
現れ、鍵さんに膝蹴りをくらわせた!
すっかり、のびている鍵さんを
見つめながら、ばあばさんは、言った。
ばあばは、パンパンと、鍵さんの
頬をたたき、目を覚まさせる。
こうして、鍵さんは、ここからだと
学校が近いし、幽霊である私の見張りが
できるという理由で、この絵馬荘に
一緒に住むことになりました。
もちろん、部屋は、512号室では、なく
隣の隣の鍵なしの部屋です。
これから、絵馬荘は、少しにぎやかに
なると私は思い、少し嬉しく思いました。
















編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。